2021.01.26
OBたちの活躍
本日発表された第33回福岡県美しいまちづくり賞の住宅の部において
当アトリエ出身の角大輔くんが「楽市のアパートメント」において優秀賞!!
福岡県建築住宅センター理事長賞において当アトリエ出身の有吉弘輔くんと角くんが
「いろどり整骨院/住宅」のリフォームを共同で受賞!!
以前同賞において大賞を受賞した西岡さんに次いで当アトリエ出身が3人目となりました。
元師匠として大変嬉しく思っています。
両プロジェクトともオープンハウスで拝見させて頂きました。
色々と突っ込みどころはありますが、今回の審査員講評を読ませていただくと
最近、自分が昔に比べ次第に完成度を求め過ぎていることに気づかされます。
大きな切り口での社会的背景に対する若手らしい挑戦を評価されていることは
とても参考になりました。
そういえばボクはむかし、福岡の建築家は発想より完成度を求め過ぎ、
みんなうまくなろうとしていると批判してたんですが———。
元OBでは平野公平くんが本来もっとも賞が取れる力量があり
素晴らしい建物を造っているので期待しています。
元OBの藤山さんは現在、東北大学の助教 で今年、シンガポール大学に留学の予定。
最初のスタッフの田中由香さんは60年代のビンテージ家具ネットショップで大成功し
東日本ではハーマンミラーやイームズの家具をもっとも多く扱っている
会社のオーナーとして活躍。
最近では、宮脇檀が設計した別荘を買い取り、元の姿に修復する事業なども行っています。
また松尾さんや田川さんもとても優秀な人材でしたので是非頑張って欲しいと思っています。
通常ならこんなに優秀?な弟子を輩出している設計事務所なら就活で
建築家志望の学生がたくさん面接に来そうですが
だーれも来ません——。
大きな会社で安定した給与をもらい、大きな仕事をしながら
不安のない人生を送るという生き方が昔に比べより主流になっているのかもしれません。