2022.04.23
鎌倉・白河の旅 1日目 その2
今回の顔合わせの主催は次男夫婦の為、彼らが 席順としては末席で
末席ならば床の間の反対位置だろうということに。
3階の部屋の窓からは海がまじかに見え三浦半島の先端までが一望できます。
ここから海まで3階建て以上の建物はなく
一瞬戦前から続く風景のように感じながら門の辺りを眺めていると
ご夫婦が道路沿いの歩道から程なく次男夫婦とともにやって来られました——–
服装についてはあらかじめ次男を通しノータイでOKとなっていましたが
お嫁さんのお父様は、白のタートルとライトブルージャケットの組み合わせに
明るめのパンツと意外と春らしいさわやかな感じのカジュアルな姿で
暗めのブルー系で統一したボクももっとラフで良かったかなと思う。
ふたりの入籍後、初めての両家顔合わせ、何を話そうか若干緊張しましたが
料理を食べながら向こうのお父様を中心に話も弾みひと安心しました。
午前中は曇り空だった天気も食事が終わるころには晴れ間が拡がっていました。
みんなで記念撮影を行い、お店を出て長谷駅まで一緒に歩き
再び江ノ電に乗り鎌倉駅で解散しました。
さて、次の予定、15時半より16時45分までの間、
妻は駅周辺にあるメトロポリタンホテルの1階にあるMUJI カフェで友人とお茶 。
ボクはもう20年以上前に観たことがある坂倉準三氏が設計した
旧神奈川県立近代美術館(1951年)で
2019年に鎌倉文華館鶴岡ミュージアムとしてリニューアルした建物を見に行くことに。
建物は鶴岡八幡宮の境内にあり参道に向かいました。
参道の両側に一方通行の道路がある変わった構成で桜並木がずっと奥まで続いており
満開の時はきれいだろうなあと思いながら歩く。
坂倉準三氏はフランスの建築家で近代建築の父と言われる「ル・コルビジェ」の弟子。
この構成とプロポーションをみると氏の影響を強く受けているように感じます。
ただ遠めの写真ではよくわからないと思いますが
近づいてみるとリニューアルのされ方にディテール感がなくとても大雑把に感じました。
元々コルビジェの建築は理念と大胆な構成で見せる方でディテールが雑でも
全く気にならないものですが、この建物はニューヨークで観たフランクロイドライトに
よるグッケンハイム美術館で感じた印象と同じでディテールの必要性を感じました。
とにかく美術館のあるシチュエーションは贅沢で素晴らしいと思います。
あまり時間はないため、すぐに美術館をあとにしMUJI カフェへ
そして鎌倉駅より長男夫婦の自宅がある大森に向かいました。
昨年の11月に式を挙げ、新居を見せてもらうことに。
18時から50分ほど滞在し、きれいに片づけられた室内とインテリアに感心。
お嫁さんについでもらったティーを頂きながらインテリアや家具の話で盛り上がる。
19時に長男夫婦が予約したお店に行き、美味しい串揚げを頂きました。
長男夫婦と別れ、大森駅より電車を乗り換え宿泊先である銀座のホテルに向かいました。
22時過ぎに到着、ながーいながーい一日でした——-。
取り合えず第1目的クリアしたぞー!!