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久留米O CLINIC PROJECTの足場が解体されました。

低層部はこれから仕上げの施工となります。

建物は防火地域に位置するため1時間耐火構造の鉄骨造で外壁はALC版に二丁掛けタイルを

貼っています。

ALC版は以前スライド工法があり特殊な接着工法であればシール目地は1.8m間隔で

良かった のですが地震対策としてスライド工法が無くなり、

地震時に600mmの版が各々で動くロッキング工法に変更となり0.6mごとに

シール目地が必要になりました。

今回、そのシール目地が極力目立たないようにタイル目地色に近いものにしています。

 

 

こちらは既存建物側の外壁で待合ホールが中庭に面する形になります。

 

 

 

 

待合ホール(右側の開口部が中庭に面しています)

 

 

診療部は施主のご要望で極力上部に欄間を設置し空間的な拡がりを感じ取ることが

できるようにしています。

 

 

1階の住宅専用エントランスから2階住宅への階段

(今回段板は2階リビング廻りと同材のイロコという樹種でマルホンさんに製作を

依頼しています)

 

建物は11月に竣工移転後、既存解体を行い正面側のゲート及び駐車場の外構工事を

予定しており最終的な完了は来年の2月になります。