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ブログ題名の「ぎりぎりオジサン」ですがこの齢になってギリギリの

下着を着ている——-というわけではありません。

11日にやっと地鎮祭を迎える浄水PROJECT

この建物は建築基準法上すべてがぎりぎりで建つのは奇跡だと思います。

 

 

・建ぺい率(建築面積を敷地面積で割った数値)60%に対し59.34%!

0.66%しか余裕がありません

・容積率(延床面積を敷地面積で割った数値)150%に対し148.11%!

1.89%しか余裕がありません

・日影規制による4時間日影ラインまで建物の影のラインが228mm手前

で収まっています。

・北側斜線制限ー8ヶ所のポイントにおいて1ヶ所があと26mmを越える

とアウトに

 

間口10m、奥行き15.5mの敷地面積50坪の斜面地に地階+3階建ての住宅を目いっぱいぎりぎりに建てています。

平均地盤高さを地階判定、北側斜線制限、日影図の3種類でそれぞれ算定しなければならず(何故か各々の算定方法が違います)確定するまで随分苦労しました。

「ぎりぎりオジサン」とは情熱をもってぎりぎりまで詰めた設計を行うオジサンという意味ですよー!