2011.10.09
筑後の土蔵展
久しぶりに妻の休みと重なったきょうは、久留米市北野で開催されている
キルト作家山口玲子さんの酒蔵を開放しての筑後の土蔵展に行って来ました。
こちらで製造されている清酒「庭の鶯」の試飲もしながら
隣接する古民家の室内に下げられた
山口さんの生徒さんたちによる古着を使ったキルト作品を拝見しました。
1枚1枚思い出が込められた古着が見事なパッチワークによって再構成され甦ります。
古着と言っても、洋服の端切れではなく
たぶん着物のようなものの端切れに見えましたが、
着物を古着として裁断し使うのも随分大胆で勇気がいると思うので
帯とか浴衣とか様々なものかもしれませんが
生地のレベルが高く見えるため、濃密です。
繊細なディテールと大胆な構成や色彩は見飽きず
改めて伝統が持つ力を感じました。
また、会場となっている民家もとても雰囲気があります。
筑後の土蔵展は10月末まで開催中で久留米で甘木鉄道に乗り換え
北野駅で降り歩いて5分くらいです。
1杯10円でおいしい奉納酒をいくらでも飲めます!
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