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2014.08.29

パッション

中学の同級生であるGATの吉浦くんのところへ用事があり
2年前?に移転したオフィスに行ってきました。

九州各県で眼科を中心に相当量のクリニックを手掛けながらも
一定のクオリティを保ちながら仕事をされており流石だと思います。
個性が強く、豪胆に見えますが、話を聴いてみるととても几帳面であり繊細で
同業者としてボクも似ているところが一部あると思いました。

たくさんの物件を抱えながらも現場では担当者任せにせず
ぎりぎりのタイミングまで調整を行っていることは同感できます。

ボクもこのブログで書きましたが朝、目覚めた時にきょう連絡しておかねばならない
留意点がまるでテロップのように頭の中に流れてきます。

かれも朝はそれぞれの物件における注意事項、検討事項を書き出すそうです。
スタッフにはいつも建築のことを考え続けなければならないと言っているそうで
そう言えば、学生時代、教授から一日中建築を考えろと同じようなことを言われていた
ことを思い出しました。
まだ若く青春を謳歌したい自分としては、そんなのイヤだと思いましたが-----–。
これは人に強制しても難しく
内側からこみ上げてくるパッションによっていつの間にかそうなる人とそうでない人がおり
それは能力差ではなく、なにか別なものでつまりパッションの差かもしれません。

会話のなかで彼が、相手に対し訴えるためには
(感動させるには)相当量のパッションがなければ伝わらないと言っていましたが

たまたま、先日、NHKで放送されたプロフェッショナル 仕事の流儀
「美術監督・種田陽平」の番組の中において種田氏が語った言葉を思い出しました。

「常軌を逸するエネルギーを注ぎ込まなければ
  人には伝わらない                 」

これも全く同じで共通性のある強い言葉として印象に残りました。

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