2016.02.29
高良健吾にはまる
最近、若手男優の高良健吾にはまっています。
映画「横道世之介」を観てから好きになりました。
彼の持っている独特な間や空気感を気に入っているのだろうと思います。
また大きな鋭い目つきにも関わらず、ふわっとした雰囲気を出し
時にはそのメリットを生かし
全く逆の険しい表情をすることもでき役柄の領域を拡げています。
きのうはJCOMの無料放送で彼が出演している映画「ソラニン」を観ました。
また、現在放送中の月曜日夜の9時からのドラマ
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」を夫婦で最初から観ています。
これまでのフジテレビの月9ドラマの中では視聴率が低く
あまり評判は芳しくないようで、若い人に受けていないことや
週のはじめに観るドラマとして暗いということが挙げられています。
ボクは全くそう思っていません。
トレンディーな恋愛ものよりも最近の若い人の恋愛に対する淡い感覚?が
よく表現されていると思いますし、
地方から出てきた運送業に従事している若者と
介護施設で働いている若者の恋物語は
トレンディードラマよりもずっとリアリティがあります。
高良健吾が演ずる「引っ越しやさん」、有村架純が演じる「おと」
二人の出会いは淡い思いへと発展しますが
かれには心を寄せる二人の女性(OLの高畑充希と同郷の森川葵)がいて
(高畑充希も最近、とても好きになった女優です)
かれが持っている人に対するやさしさが結果的に3人の女性を傷つけてしまう形で
ドラマは進行していきます。
このように書くと優柔不断かもしれない高良演ずる「れん」に
どうしても気持ちが入らないと思うかもしれませんが
先ほど述べたように、そこを高良健吾の持つ間としての空気感によって
いやらしく感じないところがさすがだと思います。
また有村架純を含めみんな演技が素晴らしい。
それにバックに流れる音楽がとてもよく切ない気持ちになります。
さて、先週から2部が始まり、5年が過ぎたその後が描かれます。
人材派遣のブラック会社に就職、
外見ががらりと変わってしまった高良健吾に驚かされます。
あの優しかった「れん」に何が起こったのか?
きょう、どうやらわかるようです-----—。