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シカゴを経ちニューヨークへ

 

6月10日、月曜日、シカゴオヘア空港に4時半ごろ行ってみるとさすがにまだ人が少ないものの

セキュリティチェックを受けるのに一人一人靴を脱がされボディセンサーのある機械の中で両手を上げ

回らねばならず、満席となればかなり時間がかかり、3時間前に行った方がいいという話も大げさではないように思えました。

 

空港内で朝の5時から開いているお店に入り、アメリカに来て初めて食事を取る。

体重が200kgぐらいの黒人のウエイターが体を動かすのも大変そうな状態で来て席に案内してくれる。

アメリカンブレックファスト(コーヒー付)を頼み、料金は2000円ほど、アメリカは予想通り食事代が高いと思う。

(ビジネスマンたちは席がないマックに並んでおりボクたちのように席があるお店は高いのだろうと思う。

でもとにかくやっと食べたぞー!——味はまあまあ—–)

 

6時30分発ニューヨーク行きデルタ航空は満席で 所要時間は2時間半。

 

リキ君の出迎え

 

ニューヨークJFK空港のターミナル4に到着。エーロ・サーリネン設計のあの有名な有機的形態の建物が隣のターミナル5にあるものの大きな旅行用ケースもありついでに見るという心の余裕はなく、妻の友人のお嬢さんがこちらに在住で彼女は入れ違いで里帰りしているものの、代わりにお婿さん(リキ君)に出迎えてもらいほっとする。

ニューヨークはあいにくの雨、彼がウーバー(配車アプリ)で手配してくれた車に乗りマンハッタンのホテルへ向かう。

(事前のネット情報ではタクシーだとチップ込みの70ドル程度,ウーバーは50ドルでかなり安いということでしたが結果的に95ドルでちょっと驚く)

 

雨のニューヨークは超高層ビルが雲の中に霞み、重く垂れこめた雲で巨大さがよくわからない。

ホテルで荷物を預かってもらい、リキ君が12時半にイタリア料理店を予約しているということで、それまで時間つぶしにホテルから歩いて近いところにあるニューヨーク公共図書館を案内してもらう。

 

 

 

 

 

(右側がブライアントパークに面したニューヨーク公共図書館)

 

(撮影可能な自習室、普通に撮っても映画のような雰囲気)

 

公共図書館のすぐ近くにグランドセントラル駅もあるため、ついでに行き、

10回分のメトロカード1枚(カードは一人がゲートを通過した後、後ろの人に渡すことができるらしく二人で1枚を使うことができるそうです)、また翌日のニューヘイブンの往復切符も自販機で購入——-ああー助かるー!一気に気分が楽になる。

 

(グランドセントラル駅)

リキ君は奥さんがうちの次男と保育園がいっしょで彼女のご両親とは家族ぐるみのお付き合いしているものの、これまで会ったことがなく初めての対面にも関わらず、打ち解けた話ができました。

ニューヨークでは照明の技術コンサルと計画の会社を立ち上げ、仕事について色々と伺う。彼の語りを聞いているといい意味で彼のような自信を持って自分というものを語る人間に対してニューヨークという都市はチャンスを与えてくれる場所なんだなあと思う。ボクももっと若い時にこんな状況に接していたらきっとまた新たな方向に変わって行ってたかもしれない——-と思う。

イタリア料理店へ行く途中にハーバード大学の建築学部長で日本人女性の森さんという方がデザインされたJプレスショップのLED間接照明を彼らが開発したということでちょっと寄ってみることに。

(Jプレスショップ、Jプレスはイエール大学があるニューヘイブンが発祥のアイビーブランドでハーバードやイエールなどアメリカの学閥意識はかなり高いとのこと、女優のジョディ―フォスターの出身校)

 

イタリア料理店での三人によるランチ

 

やっとイタリア料理店に到着。お腹の調子はあまり良くないもののこのお店で人気があるというハンバーガーを注文。

(ニューヨークのビジネスマンたちがランチでよく利用する人気店らしい)

(ランチメニュー、ハンバーガーが19ドル、パスタが28ドル等々)

体が雨に濡れているうえにアメリカ人は暑がりらしく、店内は冷房がかなり強くお腹の調子が悪くなる。

時刻は13時半を回っており、予定ではこの後、ニューヨーク近代美術館(MOMA)とグッゲンハイム美術館に行く予定でしたが、どちらも閉館時間が17時半のため、グッゲンハイムは明日にして今日はMOMAをゆっくり時間を取って見ることに 。

 

 

 

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