2019.07.18
アメリカ建築弾丸ツアー 4日目 ニューヨーク NO2
広場に面して真鍮の板を驚くような精度でピカピカに磨いた異様な建物が建っているのに驚かされます。奥に見えるのは可動式のコンサートホール「ザ・シェッド」、設計はディラー&スコフィディオ+レンフロ
ベッセル(2019年)
ハドソンヤードの再開発地区に今年の3月に竣工したベッセルはイギリスのトーマス・ヘザウィックによって計画された展望台です。
彼の肩書は建築家ではなく3次元デザイナーとなっており、当然ながら建築家もその範疇に入るものの、
おそらくコンピューターを駆使しての建築にとどまらない幅広い領域をデザインするためにそのような名称になっているのだろうと推測します。
建物は円筒状にハチの巣のような構造フレームで組んで上層に向かって外側に拡げたような形態でハチの巣状構造フレームの上を上下左右に無限運動できるようになっています。
入場料は無料で近くの受付スタンドで入場時間が記載された整理券をもらうことができます。
まだ時間があるため、広場に面した商業ビルの1階にスペイン地方の郷土料理を集めたフードコート(スペイン村)がありそこで食事をすることに。
皮肉にもここで食べたパンが一番美味しいと感じる。
食事を済ませ広場に戻る。
いよいよ中へ
(右上の黒のラインは斜めに屋上まで上がれるエレベーター)
この高さになると高所恐怖症のボクにとっては登れる自信がなく、妻に撮影してもらいました——-。