2008.05.08
近大授業4回目
きょうの近大授業は、来週の発表に向けてのプレゼを含めたチェックでしたが、
まだコンセプトそのものが固まっていない生徒が半分近くいました。
また、模型も作ってきているのですが、どうしても現実的な建物のイメージから
抜け出せていない人が多い。
あまり、抽象的すぎるとオブジェになってしまい、建築ではなくなってしまうし
具体的すぎると急につまらなくなる。
そのあたりの、さじ加減が学生にはどうしても飲み込めず、戸惑っているのだと
思いました。
ただ、最初に箱としての建物ありきという発想は、手厳しくしかりましたが、
何度言ってもわからない人間がいます。
そこの決められた枠を取り払うのが非常勤講師としてのボクの役目だと
思っているのですが-----—。
近大諸君!もっと柔軟になろう!!
学校から戻ると、熊本のRIVERSIDE HOUSEの外壁目地割りと開口部位置
について担当のフジヤマと打ち合わせ。
アルミサッシと建築で作るハメ殺し窓の連窓納まりについて1/1の原寸図
をタテ断面とヨコ断面でスケッチ。かなり時間がかかり24時近くにやっと完了。
現場にFAXを送付。
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この業界でやっていく上でも柔軟性は大事ですよね。しかし、人に物事を教えるって難しいですね。自分もとあるところで講師みたいな事してるんですが、なかなかこっちの言ってる事が伝わらなくて・・・
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そうですね。教えることは、自分が教えられていることでもあって
ボクにとっても前向きなプラス思考として捉えています。
学生相手にグチも出そうですが、ありがたく思わなければいけない
のかもしれません。