2008.06.10
イマジネーション
昨日、LEAF HOUSEの現場発泡断熱材の吹き付け作業を見に行った
ついでに、先日プロトハウスからご紹介を受けた施主のKさんの敷地がすぐ近くにある
ため見てきました。
公園の延長にあるような敷地で、前面道路が敷地の前でカーヴしているため
道路の先からもよく見え、絶好のアイポイントになります。
すぐに何らかのイメージが浮かんでくるような敷地です。
先週、髪を切りに行った際にオーナーが言わていましたが、
「大石さん!僕らは99%がイマジネーションで残りの1%が技術です。
1%であるゆえにその部分は少ないけれど、逆にいかに大事かということです。
お客さんが来られ、ぼくらは2秒でカットデザインをどうするか判断しなければなりません。」
僕たちと違って美容の世界は確かに瞬間勝負の世界かもしれません。
料理も含め、能力とセンスのある人ほど判断力と作業において凄いスピードがあり、
遅い人間で能力のある人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
それに比べ、建築の世界はどうでしょうか?時間をかけても素晴らしい案が生まれる
とは限らず、さりとて、速いからいいとも思われず、
何かが出てくることを待つしかないという、何とも時間を約束しにくい世界です。
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