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近所の住宅が解体されることになり通りがかりに毎回進行状況を見ていると

たぶん専門家にしかわからない興味深いことが見えてきました。

 

この住宅が凄い技術で造られていることに驚き!

・建物中心に100mm角の角パイプが1本だけ建っており

それ以外は全て外周部にあるだけの簡潔な構成

・2階床を支える梁の高さ(梁成)の薄さ

・屋根部分の梁は鉄骨の細い部材によるトラス構造になっている

 

 

 

中心の柱に接合している梁はおそらくH型鋼だろうと思いますが

両サイドに2階床の荷重を受ける根太材の受け材として軽量のC型鋼が沿わされています。

丸穴の意味は軽量化のためなのかよくわかりません。

 

 

むかしのプレハブのため外壁まわりは非常にシンプルで開口部の両サイドに開口補強用の

鉄骨がありそれ以外は軽量鉄骨のライトゲージスタッドが立てられています。

壁はサイディングもしくはフレキブルボードのみで外部は直接それに吹付の仕上げがある

だけで通気層などもなく、今の木造住宅の方がもっと複雑になっています。

 

木造もこんなに簡潔に造ることができれば楽なのですが——–。