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きょう、ここ1ヶ月間ずっとやっていた飯塚 S PROJECTの計画案を3案提出してきました。
飯塚と言えば、最近、福岡の集まりにあまり出てこなくなったK´s Galleryの
木本功次郎さんのテリトリー。
施主の方の敷地のすぐ近くにも彼らしい真っ白なミニマムな建物が建っていました。
ボクのアトリエに依頼される前に、木本さんにも相談されたようですが、
木本さんの場合、飯塚では施工を最初から特命にしているらしく
施主の方で決められている施工者(当アトリエでは何度かやっていただいています)では、
難しいということで、我々にチャンスが回ってきてのご依頼です。
たまたま、敷地近くの近大で非常勤講師をしていることも
依頼条件を満たすポイントになったようで、どういうことが仕事につながるのか
わからないところが設計という仕事の営業的に面白い部分でもあります。

さて、敷地は新しく開発された新興住宅地で南側道路に面し、
東西に細長く3区画購入されており、その中の1区画は将来的なご両親用のスペース
として残しての提案ですが、2区画を使った長さを感じさせる提案をしてみました。

A案

施主の要望を単純な2層の箱の中に帯状に集約した案

西側に拡がる庭に対し、建物の西側端部には二つのフィルターとしての壁に挟まれた
2層のスペースがあり、奥行き1mという中に階段も含めさまざな機能が嵌め込まれ
風景と西の光をオーバーラップさせるアイデアが表現されています。

B案

敷地の長さを利用した流れるような壁の重なり。建物の箱感を消失させ壁のグラデーション
によって陰影のある形態とした案。

C案

東西に長い敷地に対し、一つのインナースペースに対しアウタースペースをセットで用意し
交互に繰り返しながら連続させていく案。

さて、結果はいかに?
しばらくご検討していただき、連絡待ちということに。

“飯塚 S PROJECT” への2件の返信

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