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この度、米国アカデミー賞において「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞しました。

これはむかしのゴジラ以来、円谷監督による一連の特撮映画によって築いてきた

日本特撮映画界の一大エポックだと思います。

我々の年代にとってゴジラ以降の怪獣映画シリーズ、テレビドラマでのウルトラQ、

ウルトラマン、ウルトラセブンなどのウルトラシリーズ、近年では戦隊シリーズと

造りのちゃちな着ぐるみ怪獣物を見慣れてきた者にとって

最近まで国内の特撮物はとても安っぽくハリウッドとは比べ物にならない差がありました。

山崎監督の「Always 三丁目の夕日」は特撮監督よりも戦後の昭和を

愛しく時代背景として描き、その時代の複数の人間ドラマを丁寧に描いた素晴らしい作品で

ボクはとても好きでした。

その 「Always 続・三丁目の夕日」の冒頭においてあの時代を表す象徴としてゴジラが

登場するシーンが描かれますがそのシーンだけでこれまで見てきたゴジラ映画とは全く違う

凄い迫力のゴジラが特撮によって描かれておりびっくりしました。

すでにあの時点で「ゴジラ-1.0」の前置きとしてのレベルの高さが垣間見えてました。

今回、「ゴジラ-1.0」は映画館で観ましたがあまりの迫力でお尻が浮き上がったのは

はじめての経験でした。

ただ強いて言うならば、配役の神木隆之介は戦後の虚無感が向いておらず

ボクが監督なら窪田正孝を推します。

ゴジラとの戦闘シーンにおいて後ろにプロペラがある日本海軍幻の戦闘機「震電」が

特撮によって飛行しているシーンは見物です!

まだ観られていない方は是非お勧めします!!

 

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