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2009.10.20

研修の講師

先月、某大手ハウスメーカーに勤務する大学の同期より連絡があり、
会社の30代前後の設計者向けに毎年、建築家を招いての研修を行なっているらしく
今年、彼がボクを推薦したところ候補に上がったとのこと。
全国から設計者を42名選抜し、シャッフルした上で21名づつ東と西に分け、
それぞれの地域で活躍している建築家に講師になってもらい
2日間にわたり研修を行なうという、大手でないとできないような研修のようでした。
過去に行なわれた講師の方々は、ボクが引き受けるには気後れするぐらい
全国レベルの建築家の方々で、昨年は東がアトリエ天工人の山下保博さん
西が大阪の吉井歳晴さん、おととしが東は千葉学さんで西が窪田勝文さんというように
そうそうたるメンバーです。
今年は、東は彦根さんがされるようです。

いろいろ考えた挙句、自分にとっても勉強になるため
思い切って引き受けることにしました。
研修は11月中旬に行なわれますが、
1日目がボクの講演と全国から寄せられた彼らの担当住宅の公開プレゼと表彰、
2日目はボクが設計した住宅を3件見学する予定になっています。

もうそろそろ来月の講演に向け、内容を考えないといけないのですが
最近、多忙でなかなか時間が取れません。
美しいまちづくり賞の現地審査向けの資料も提出期限の昨日、県庁に直接持って行き、
建築九州賞の締切りも今月中ですが、歯科のビル診のコンペプレゼも来週末で
今回、九州賞の応募をLIGHT TUBEで考えていましたが止めようかとも思っています。

今日は、全国から応募された72件の住宅の中から
10作品を選ぶ審査に立ち会ってきました。
審査委員として西日本の各地域から集まられた7名の設計課長の方々と部長が10作品を
選ばれ、ボクの方で選んだ10作品とすり合わせをしました。
5作品は重なっており順当に決まったのですが、残り5作品について
議論しながらお互いが納得する形で選びました。
72件の応募については、研修対象外の経験者でも良いらしく
会社の方ではその連中を道場破りと称しているそうです。
選ばれた住宅のほとんどが道場破りの連中だそうで
10作品の設計者が研修に集合し、プレゼンテーションを行い賞を決めることになるようです。

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