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きのうより、飯塚のパラレルハウスの足場を解体し、
本日、建物の全貌が現れました。
毎回、この瞬間はいつもこれまでの苦労が一気に解消されるような感動があります。
検討してきた様々なディテールが全体の中の一部として役割を演じ
総体としての調和を醸し出します。
パネルの目地割りも笠木の小口も屋根の葺き方も開口部の位置も
屋根の勾配も建物一体となった塀も全てが全体を考慮した一部として
欠くことのできないものになり、オーケストラのような重要なポジションを担っています。

来週より外構工事に入り外回りの舗床のコンクリート打ちや植栽工事を行なう予定。
内部は、土曜日に造り付けの家具を搬入し、来週より順次、取付を行ないます。

北側隣地外観一部

巨大な外部木製建具には複層ガラスが入り、重くなりますが施工を
前田建具の前田さんにお願いしています。フレームは白く染色する予定です。
床の仕上は、土壌蓄熱暖房システムのため60cm角のグレーのタイルが張られています。
壁、及び天井仕上はしっくいになっています。

飯塚の現場を後にして、熊本に直交、熊本 H PROJECTの打ち合わせ。
7時にアトリエに戻ってきましたが、きょうは疲れました。

“飯塚 パラレルハウス 足場解体” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    すごいかっこいいーですね。やっぱり外壁サイデイングなんですか?みえないなー。ものすごい大きな建物に見えますが・・・これ構造は何ですか?実物みてみたいですねー、福岡市ですか?

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ありがとうございます。
    これもサイディングです。
    構造は木造の在来工法ですが、構造設計を東京の構造設計事務所
    にお願いしています。
    また、一般のプレカット工場ではなく3次元CADによる
    プレカットができる工場が前提になています。

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