BLOG

2023.07.25

梅雨明け

 

 

 

昨日、北部九州地区が日本で最も遅く梅雨明けしました。

夕暮れの室見河口は波がなく凪ぎており海と空の境界が曖昧で美しい風景でした。

 

 

 

 

 

2月の大石建設が主催する 建築家展でスペースキューブの梅崎夫妻と知り合いになりました。

梅崎さんの奥様がボクのブログをかなり読み込まれており(10年以上前の話題も知っておられました)その為か初対面とは思えないほど話が弾みました。

確かに当アトリエに設計を依頼されるお施主様の場合、事前にブログを読まれている方は

最初から緊張感もなくスムーズに気さくにお話ができることが多く

これまでプライベートを含め自分をさらけ出してきたブログの良い面だと有難く思っています。

ご夫婦は高校の同級生らしく、我々夫婦とも似ているところが多くその場で

今度はうちの嫁を誘い、夫婦同士でのお食事をしましょう!ということになっていました。

3,4,5月と大きな行事が続き、この度やっとお食事にお誘いすることができました。

食事の場は元スタッフの平野君に教えてもらった警固にあるファンタブルというお店で

内装デザインは店主と高校の同級生だったムーブデザインの坂本くんが手掛けています。

実はこのお店の皿洗いを毎週土、日曜日に手伝っているのがマツダグミの松田くんで

彼は社会勉強の為やっているそうです。

その店に18時に予約しお酒を飲みながら会話が弾みました。松田くんは19時ごろ登場!

途中から松田くんも会話に参加され建築の話を中心に盛り上がり閉店まで居ました。

これまで夫婦同士で食事をするという機会がほとんどなかったのでとても新鮮に感じました。

次回は、秋にまた集まりたいと思っています。

 

 

逞しき松田くんの背中(皿洗い中です!)

建築を志している若き皆さん!建築の話を聞きたければ

毎週土、日、ファンタブルへ行こう!!

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


 

 

 

 

 

 

本日6月21日は夏至ですが、夜の7時半ごろウォーキングしながら撮った写真です。

福岡はまだこんなに明るいです。

左側が能古島、右が志賀島です。波も穏やかで凪ています。

 

 

 

2023.06.17

天満宮見学会

 

 

藤本壮介氏設計の太宰府天満宮仮殿とアトリエサンカクスケール設計(村上氏)の

祖霊殿をJIA主催による見学会で見てきました。

先月から神社づいていますが、最近お寺では納骨堂の建て替え、神社では納骨堂の新築が

増え、これまでと違い寺社仏閣専門の設計に頼まれずに新しいあり方を求め

新進気鋭の建築家に頼まれるケースが増えているように思います。

コロナ禍によるたこつぼ生活から抜け出し、積極的に見学会に出るようにしていますが

久しぶりに知り合いに会うとみんな「老けている!!」ように感じました。

それは浦島太郎ではなく、自分も老けていることの裏返しで少しショックを受けました。

 

ところで天満宮の説明によれば菅原道真公を祭っている天満宮系列の神社は

全国に1万ヶ所以上あり系列の多さでは3本の指に入るとのこと。

それの総本山が太宰府天満宮ということで、近くにありながらこれまで関心もなく

改めて立派な神社だということを再認識させられました。

 

またアトリエサンカクスケールの村上氏が設計事務所として

太宰府天満宮のメンテナンスを含めたデザインコーディネーター的役割を果たされていることにとても素晴らしいことで感じ入りました。

建築家としてこれからの新たな関わり方として必要だと思いました。

その流れの中で今回、鬼すべ堂横の敷地に祖霊殿付属御霊舎を設計され拝見しました。

 

 

 

周辺環境を踏まえ建物のヴォリュームを抑えた主張しないランドスケープ的建物のあり方は

説得力のあるものでした。

内部については残念ながらまだ公表許可が下りていないためご紹介できません。

 

その後、歩いて天満宮仮殿に向かいました。

天満宮本殿は改修工事が3年近くかかることから

本殿の手前に仮設で仮殿が建設されました。

竹中工務店の施工で工期は3ヶ月というスピードで完成したそうです。

手水舎で手を清めますがアジサイの花が浮かべられており

こういうのを見たのは初めてで感心しました。

 

 

 

 

門をくぐると本殿前に仮殿が鎮座しているのが見えます。

 

 

 

 

 

仮殿は藤本壮介氏による極めて前衛的現代建築にも関わらずまわりの環境にとても

馴染んでいることに驚かされます。

 

 

 

 

前傾した屋根の上部には想像以上のボリューム感がある森のような樹々が植えられており

5mほどの高木部はあらかじめ下部が掘り下げられたポッドになっており

それを格子状に組んだ黒く塗られた木の下がり曲面天井により隠されています。

 

 

 

先端部の横引き樋の処理は巧妙で賽銭箱の両側に立てられた二つの円柱の中に落とし

さらにその水を途中に繋がられている横引きパイプによって裏側へ排水される仕組みに

なっています。この地域は土を一切掘っては駄目だそうで建物は既存地盤の上に

置いた状態で建てられているそうです。そのため排水も土の下を通すことは不可の為

上述のような納まりになっています。

仮設建築物ということを全く感じさせない洗練された建物です。

 

 

 

 

JIA主催による見学会ということもあり普段上がれない壇上での説明とお祓いを受けました。

 

 

 

 

 

 

 

現代建築とうまく調和することでこれまでの伝統性に新しい風が吹いたように感じました。

 

 

 

 

先週の土曜日、「HOUSE W」の受賞お祝い会が開催されました。

 

フォルツア(建築プロデュース)企画物件で

「HOUSE W」が福岡県美しいまちづくり賞住宅の部の大賞及び建築九州賞のJIA特別賞受賞により

施主Wご夫妻及び設計者-平野公平設計事務所、施工者-久木原工務店3者をお祝いする会をフォルツア登録建築家の皆さんと開催しました。

 

 

当初、関係者のみでのお祝い会を行う予定でしたが、これまでフォルツアが手掛けられた

300軒近い物件において受賞は初めてということもあり私の方で盛大に行う提案をしました。

わたしもフォルツア物件を何軒か手掛けていますが

フォルツアでは施主に対して寄り添う姿勢が徹底されており、

施主は設計者の良き理解者でもありながら生活に対するクオリティが求められ

それをクリアした上で建築を第三者の評価に値する訴求力のある社会性まで高めることは

中々難しいことだと思っています。

したがってこの度2つの賞を受賞されたことはたとえ地方の賞であっても素晴らしいことで

お祝いの場を設けたいと考えました。

また、登録建築家の方々にお祝いして頂くということは、皆さんライバルでもあり

複雑な気持ちもあるかもしれませんが、良きライバルを讃えることで

私を含め自分自身のモチベートに繋げていって欲しいと思いました。

 

その結果、35名の登録建築家の中で17名の方々に集まって頂き開催させて頂きました 。

忙しい中、ご列席頂きみなさん本当にありがとうございました

司会・進行役は私が行い、会場のセレクト、花束の準備等は大石アトリエのOB達に手伝って

もらいました。

会場は国体道路に面する大名のイルカセット最上階のイタリアンレストランで

1部(受賞会及び設計者へのトークインタビュー、作品紹介、花束贈呈)と

2部(食事会―関係者へのインタビュー、祝辞)に分かれた

計3時間の催しをひとつの会場で行うことができ便利でした。

基本的にこちらで全て筋書きを用意し事前に役割指名及び内容についての確認、席次等

約1ヶ月の準備を経て臨みました。

平野君の15分程度の作品紹介は、敷地環境から建物の構成に至るはなしは非常に論理的で

わかりやすく説得力のあるもので受賞に値するものであることに納得がいきました。

 

 

 

第1部での設計者の平野君への松田くんからの花束贈呈(ラテン系らしい熱いハグ!!)

第2部では食事をしながらクライアントであるWご夫妻へインタビューを行いましたが

イームズ夫妻によるケーススタディハウスの話をされ、

やはり施主の意識の高さ、理解度が必要だと痛感しました。

「HOUSE W」は最近の平野くんが設計した住宅の中で真向いの神社の御神木との関係性から

組み立てた構成的な手法が際立っており、当アトリエ時代の担当物件の頃の平野くんが

ベースでその後の表現として構造的な架構がミックスした進化を遂げていると思いました。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です