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元スタッフの有吉君よりオープンハウスの案内があり

久留米の現場に行く前に行って来ました。

施主の方は東京より8年前に奥様が先行して移住されており

5年かかって見付けられた場所とのことで

確かに南側に海が見える見晴らしの良い場所で素晴らしいロケーションでした。

中古物件を買い取られメインの必要なスペースだけを生かしながら

有吉風に手を入れたこだわりのある住宅でした。

 

 

元々小上がりだった和室の部分を小上がりを生かしながら天井を下げ、大変居心地の良い

コーナーになっています。左側には有吉君特製のペンダントが下がっています。

 

 

40代のオッサンになってもこんなかわいらしい照明が造れるなんて!

 

(でも基本はあくまでミニマム)

頭の中がどんなになってるんでしょう??

 

 

 

南側のデッキに面した既存アルミサッシをすべて取り払い、思い切って木製建具にした結果

解放感のある居心地良さを作り出しています。

 

 

キッチンはイタリア産の磨き大理石を使用した箱と木製の箱3つをずらして組み合わせた

独立キッチンで換気扇を内蔵したフードに真鍮が使われています。

そう今、再び真鍮がはやってるんですよねえ。

 

 

 

有吉君ありがとうございました!

 

 

 

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夏至が過ぎ、7月も終わりごろになってきましたが

まだ7時半ごろまでは明るく赤みを帯びた陽射しで長い影が出来ています。

夕暮れの百道浜のウォーキングは

風はまだ生暖かいものの何とか熱中症にならないように

気を付けながら続けています。

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昨年、今年と二人の息子が結婚し、

親としての安心感が出たのか,

最近の若い人の恋愛事情に興味が湧いてきました。

 

ケーブルテレビで配信される番組表には日々、邦画でのラブストーリーが

上がっていますが、病気を題材にした切ないラブストーリー物は

観れば間違いなく涙してしまいますが

大体においてパターンが決まっており最近は避けていました。

その中で、「花束みたいな恋をした」という映画欄に目が留まる。

主演に菅田将暉と有村架純の名前が。

 

菅田将暉は最近、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」において義経役を演じ

利己的で天衣無縫な新しい義経像をうまく演じており

演技がうまいなあと思っていました。

また有村架純は、美人なんだろうけれどよく見ると地方都市に住んでいそうな

普通っぽい女性役などを自然に演じられるうまさがあり

この二人の恋愛ドラマに興味を持ちました。

どうやら2021年の1月に映画館で封切りされていたようで

全然知りませんでした。

 

早速、全く先入観がない状態で観ました。

「麦」演じる菅田と「絹」演じる有村が主人公で二人とも21歳の大学生。

終電に乗り遅れたことがきっかけで知り合ったふたりは

漫画や小説など好きなサブカルチャーが共通で意気投合し同棲を始めます。

「麦」はイラストレーターとしての夢を持ちながら

「絹」は就活に励みます。

やがて学生から社会へと出ていかなければならない二人にとって

現実としての壁が次第に立ち上がってきます。

 

ここまでの流れから時代は変わっても若い二人の恋愛は

社会という現実としての壁を乗り越える試練を迎えることにおいて

変わらない普遍的なものだろうと思います。

我々の年代にとってこの映画を観ていると

荒井由実の作詞、作曲でバンバンの「いちご白書をもう一度」の歌が頭の中で流れてきました。

 

 

いつかー君と行ったー♪ 映画がまた来るー♪♪
授業を抜け出してー♪ 二人で出かけたー♪

哀しい場面ではー♪ 涙ーぐんでたー♪
素直な横顔がー♪ 今も恋しいー♪♪

雨に破れかけたー♪ 街角のポスターにー♪
過ぎ去ーった昔がー♪ 鮮やかーにーよみがえるー♪

君もーみるだろうかー♪ 「いちご白書」をー♪
二人ーだけのメモリー♪ どこかーでーもうー一度ー♪

僕は無情ヒゲとー♪ 髪をーのばしてー♪
学生集会へもー♪ 時々ー出かけたー♪

就職がー決まってー♪ 髪を切ーってきた時ー♪
もう若くーないさとー♪ 君にいーいーわけしたねー♪

君もーみるだろうかー♪ 「いちご白書」をー♪
二人ーだけのメモリー どこかーでーもう一度♪♪

二人ーだけのメモリー どこかーでーもう一度♪♪

 

我々の時代はもうすでに学園紛争も収束しており感覚的には共有していませんが

この映画の作者にはこの学園紛争をサブカルチャーに置き換えられながら

時代が変わっても社会に出ていく若者たちの

恋愛における普遍的なものを表現されているのだろうと思いました。

 

観終わってエンドロールを観ていると脚本が坂元裕二、監督が土井 裕泰

なんだ!ドラマ「カルテット」と同じ製作メンバーでした。

やはり坂元裕二の脚本は会話のやり取りが絶妙で日頃、我々が思っていること

感じていることや間合い等が自然に表現されており

彼のドラマは非常にレベルが高いと思います。

お好きな方は是非、お勧めできる映画です。

 

 

 

2022.06.30

古いアルバム

 

 

昨年、これまで25年近く通っていた美容室から自宅近くの美容室に移りました。

美容室では髪を切られながらオーナーと色々な話をしますが

多趣味な方でご自分が撮った写真をアルバム製本にしたものを見せられました。

アングルといい編集といい大変よくできており

ネットを通して「しまうまプリント」というところでアルバム製本をされたとのこと。

その話にとても興味を持ち心の中に残っていました。

 

昨年11月ごろ長男の結婚式で使用する小さい時の写真を求められ

アルバムを整理していたところ、

7年前に母が他界し受け継いだ実家のアルバムにも目を通してみました。

 

むかしの古いアルバムというのは、どこの家でもどこか取り出しにくいところに

しまわれ、静かに眠っているところも多いのでは。

この齢になると、1ページをめくっていくごとに懐かしい思いが溢れてきました。

母方の家族の引き上げ前の台湾時代の写真

父が勤務していた上海時代のさくらビールの写真

亡くなってしまった叔父、叔母のにこやかな笑顔の写真などなど。

ずっとしまわれ見なくなったこの古いぶ厚いアルバム

知らない人が写っているのも多数ありますが、

この中から存命中の叔父、叔母の若い頃の写真を時系列で取り出し、

1枚のアルバムにまとめたら喜ばれるだろうなというアイデアが浮かびました。

 

この古いアルバムの貴重な写真をデジタル保存できればと思いネット上で検索したところ

グーグルの「フォトスキャン」というアプリが見つかりました。

このアプリ、凄い優れものでアルバムに張り付けている写真の上で

スマートフォンをかざし、画面上に映し出された写真画像の四隅を丸い表示枠に

合わせるだけで反射もゆがみもないきれいな写真が撮れます。

これを使って古いアルバムから非常に楽に必要な写真をピックアップできました。

次にこの写真を1枚1枚色の調整などを行い保存。

しまうまプリントのアルバム編集機能(アルバムの大きさ、紙質、枚数、レイアウト)を

使用し叔父、叔母の写真を時系列に並べながら編集。

ネットで注文し送られてきたアルバムの出来具合を確認したうえで

手紙を添えて送りました。

3日後、東京の叔父、叔母よりお礼の電話があり、懐かしく、嬉しく、涙が出たとか

和彦ちゃん!あなたほんとにいいことしたわ!!と非常に喜ばれました。

美容室での何気ない会話がきっかけであり

改めて仕事もそうですが人に喜ばれることが大切だと思いました。

 

2022.06.18

カラスの親子

 

 

最近、自宅裏の叔母の敷地でカラスの親子が子育てをしているらしく

カラスの子供とは言えかなり体が大きいながらまだ十分に飛べず親に餌をねだっています。

その声が通常大人のカラスは「カアーカアー」であるのに対し

子ガラスは「ガアー!ガアー!」ととてもうるさい。

3年前にも同様なことがあり、その時は自宅裏の物置の上におり

とてもうるさく、飛べないまま死なれても後が困る為、

ほうきで道路側に追い立て隣地マンションの植え込みに逃げ込みました。

すると、用事で外に出かけた際まだ植え込みにいた子ガラスが大きく鳴き出しました。

きっと「おかあちゃん!!いじめたのはあいつだよ!あいつ!!ガアー!!ガアー!!」

という意味だったのでしょうか?

ボクが出てくるとすごく大きな鳴き声で訴えるように——–ガアー!!ガアー!!ガアー!!

電線に止まっていた親ガラスが「あなたうちの子になにすんのよ!!カアーカアー!!」

と飛び立ち頭の上スレスレに威嚇飛行をしました。

まるで人間の親子の会話のように鳴き声と行動が一致しており

カラスって賢いと思いました。

 

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