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現在、現場が進行中の久留米のクリニックでは住宅が含まれており

そこに入れる家具について施主の奥様とお母様の三人でショールームに伺いました。

まずは「アルフレックス」を扱われているプロポスタへ

 

あらかじめ図面とパースを持っていくことに。

 

 

ソファは図面においては長さが3300mm、奥行きが2200mmまでは可能であることを

事前にお伝えしました。

 

 

最上級ランクグループに入るカステッロを観てみました。

確かに座り心地は非常に高級感があると思いました。

お母様より右手の腰の厚みが大き過ぎもったいないとの現実的な指摘がありました。

座が浮いていないデザインではほとんどがこのように2段クッションになっていますが

上下の厚みの違いで随分印象が変わってきます。

また最近の傾向としてL字に同じボリュームを回すのではなく

足が延ばせるシェーズロングタイプとの組み合わせが多く、

今回もそちらのタイプをご希望されています 。

この写真ではシェーズロングにはなっていませんが、一部後ろの背もたれをなくし

サイドテーブルがL字状に回され変化をつけたデザインとなっています。

 

 

さて次はダイニングテーブル、求めているサイズは長さ2100mm、奥行き900~1000mm

ぐらいで写真に写っているテーブルは「イエナ」2000×900のちょうどよい大きさです。

テーブルの色については床の色との組み合わせでいつも悩ましいところですが

最近、天板にセラミックを使用した商品が出てきて合わせやすくなりました。

石のような質感でベージュ色の天板は上品でどんな床にも合いそうです。

 

 

 

 

 

 

アルフレックスが素晴らしいところはモダンデザインでありながらハードではなく

なんとなくファミリアなところだと思っています。

セラミックの天板 を受けているグレイベージュに染色された木のフレームとの取り合いも

きれいでダサくなくスマートで上品です。

 

ダイニングチェアもかなり長時間での座り心地が良いデザインで

内側を革張りにし外側のフレームに目の粗い布張りが施されています。「フルーテ」

 

 

 

こうやって施主と回りながら好みを言い合うのも楽しい時間です。

 

次にカッシーナへ

 

 

 

目を引いたのは「SKIN」と呼ばれるテーブル。

これも天板はセラミックになっており足はアルミ製の鋳物でできています。

ディテールが非常に建築的で男性や建築家好みのテーブルだと思います。

 

 

 

このテーブルだとやはりハンス・ウェッツスタインがデザインしたHOLAを

合わせたくなります。テーブル天板色はベージュにし脚もサンド色で合わせることに。

 

 

 

 

あらかじめ用意してきた床のフローリング見本、壁の塗り壁見本、キッチンの突板見本を置き

テーブルのセラミック見本と色合いについて比べてみます。

 

その後、マジストレッティがデザインしたカッシーナの定番であるマラルンガソファに座り

大いに盛り上がりました。盛り上がり過ぎて写真が撮れていません。

誰もが定番で好みのマラルンガ、改めて座ってみるとほんとによくできている。

快適さとモダンデザインが融合された名作だと思います。

 

さていくつかピックアップしたものを最終期にはご主人に立ち会って頂き

決めて頂きたいと思っています。

 

海外有名メーカーのブランド家具はむかしより随分値上がりしていると思いました。

20年前は40~50万円だったテーブルが80万円ぐらいになっていますが

その間日本人の平均年収は20万円(5%)ぐらいしか上がっていません。

したがってかなり高い印象を受けます。

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ボクの住んでいる西新近くに「吉」といううどん屋さんがあります。

本来、お酒も含め辛党ですが何故かうどんは少し甘めのつゆが好みです。

元々、西新には高校生の時からよく通った「まあちゃんうどん」があり

そこのつゆがたぶん少し甘口だったのだろうと思います。

「ウェスト」は辛口ですっきりしており人気があるのはよくわかり

本来ならばボクの好みの筈なのですが、もう少し甘口が好きです。

そういう微妙な好みからすると「吉」のうどんは上品で甘くもなく辛くもなく

ちょうど中間で、そしてのど越しの良いつるっとした麺がとてもいい。

福岡でもっとも人気のうどんと言えば「ごぼう天うどん」で

ボクもうどん屋さんに入ればほとんどごぼう天を頼みます。

「吉」のうどんはそのごぼう天の大きさ及び量が控えめで

主張し過ぎずちょうどいいと思っています。

また、この店の大将とおかみさんの雰囲気が好きで

寡黙でストイックな感じの瘦身の大将と意外にも英語がペラペラの

おかみさんの組み合わせがとてもいい!

昨年末ははじめて年越しそばを予約、きちんとした海老天と具、つゆが入った丁寧な

持ち帰りセットで年末帰福した子供たちから

これまで食べた年越しそばで一番おいしいとの感想を言われ正解!

 

 

 

 

 

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2022.05.31

ミーハー

 

3年前に初めてニューヨークに行ってから

街中のニューヨーク風ステーキとかニューヨーク風ハンバーガーなど

ニューヨークという言葉がつくと俄然反応するようになりました———-。

いきなりステーキのニューヨーク風ステーキも

すぐに店に入り食べました。

何がニューヨーク風なのかよくわかりませんが

焼き方とか肉の種類ではなく、たぶんマッシュポテトとブロッコリーの組み合わせが

ニューヨーク風なのか?

ニューヨークで食べたステーキには食べきれないほどのマッシュポテトとブロッコリーが

別皿に盛ってありました。

マックの期間現限定ニューヨーク風ハンバーガーもすぐ食べました。

むかしからボクはミーハーではないと自認していた筈なのですが

たった1回ニューヨークに行っただけで-------ニューヨークかぶれになりました——-

自分がミーハーだったことを改めて知った次第です。

ところで「ミーハー」っていつからあるのだろうかと調べてみると

1905年にはすでにあったそうです。

一説によれば「はあちゃん」という愚か者をさす言い方がすでに古くからあったものに

対して「みいちゃん」が付いて「みいちゃんはあちゃん」となり

そして「ミーハー」になったそうな——–。

 

 

 

先週の金曜日に武雄S PROJECTの外観撮影の立ち合いを行いました。

外部植栽工事は施主のお知り合いの方でお引越しのあとの工事となりました。

 

 

 

駐車場部分の出っ張りと釣り合いを取る為にポーチ部をわざと出っ張らせています。

(作者撮影)

 

 

 

今回はお引越し前に内観撮影を行っています。(岡本氏撮影)

ホームページ掲載までしばらくお待ちください。

 

そして1週間後の本日、竣工後半年を経て工事関係者(大石建設)の皆さんを

ご招待されての食事会に出席しました。

 

 

とても快適で居心地良く過ごされておられるようで

ゲストルームの和室はたくさんのお客様が宿泊されフル稼働しているようです。

 

 

 

ご夫妻が所有されている数多くの物に囲まれての生活、そのシーンの背後に

空間デザインが寄り添う形で息づいていることがわかり、嬉しく感じました。

 

 

 

 

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2012年に竣工しました大村賃貸プロジェクトを遅ればせながら

ホームページにアップしましたのでご興味のある方は見られて下さい。

 

 

賃貸向けのプロトタイプを提案しそれを連続的に繋げた棟と独立した棟を

45度に振り単調になりがちな住戸群に多様な変化をつけています。

それぞれの住戸には2台分の駐車スペースが縦列で設置されています。

住戸ユニットの間取り及び全体の配置計画についてはホームページを見られて下さい。

 

住戸ユニットは私が計画を行い、配置計画は元スタッフで

現在、お茶の水女子大準教授の藤山さんが担当し

実施設計はノットイコールの有吉君が外注で担当した物件です。

 

 

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