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とうとうコロナ感染者が東京で5千人を越えました。

福岡は昨日一気に倍近く跳ね上がり7百人台に。

去年の夏前にはインフルエンザと同じで夏には収束するのではと言われていましたが

季節に関係無くデルタ株に入れ替わって猛威を振るいだしています。

先が見えない、予測がつかないということは本来、人々に恐怖を抱かせるものですが

このウイルスは巧妙で自分は大丈夫だろう又は死なないと人間に安心させながら

次々と感染を拡げています。

今まで自然界でこんな強力なウイルスがいたのでしょうか?

ここにきてアメリカの学者からSARSをベースに遺伝子操作による痕跡がわからない方法で

人工的に作り出されたものである可能性が指摘され出しています。

このコロナ禍は人間にとって物理的苦痛にとどまらず、

先行きが見通せない不安と人と交われない精神的圧迫感をもたらせており

ペストや結核、スペイン風邪とはまた違って、人類によって起こされた災厄だと思います。

元々開催に反対であったオリンピックに踊らされている自分

みんながオリンピック放送に一喜一憂している間に

コロナが猛威を振るっているとは————–。

我々は帝政ローマの市民と何も変わらないのでしょうか?(パンとサーカス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武雄 S PROJECTの足場が取れました。

敷地の道路側全面を使って建物が立ち上がっています。

右手前に突き出たポーチより入ると来訪者を驚かせる景色が拡がります。

 

プロデュース及び施工は大石建設さんでSURROUND HOUSEに続き2件目のお付き合いで

コンペにより選ばれたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 PROJECT

 

 

2020年からコロナ禍により今年2021年に延期された東京オリンピック。

元々、東京がオリンピックに名乗りを上げた時点において

開催都市候補として福岡市も名乗りを上げたものの、

当時の石原都知事からは、地方都市扱いのように軽くあしらわれた悔しさがあり

東京オリンピックについては興味がありませんでした。

しかしながら、最終的に開催都市が東京に決まって以降

それなりに期待をしてきました。

ただ、それ以降様々な既得権益の衝突もあってか公平性を欠き

オリンピックスタジアムの設計者変更、シンボルマークの盗作疑惑によるデザイナーの変更、

大会演出チームの交替、開会式直前の開会式テーマ曲作曲者及び演出ディレクターの辞任及び解任、さらには大会委員長の女性差別発言等、散々な問題が次々に湧きあがり

1年前のコロナ感染者を大幅に越える感染者増大という大変な状況での開催と重なり

オリンピックについては再延期または中止したほうが良いとの意見を持っていました。

 

そういう逆風の中、開会式がどのように演出されるのか

同じクリエイターとして興味がありテレビを見ました。

 

最初の印象として、中国の国威発揚を意識した壮大な北京オリンピックと違い

コロナ禍のなか、各国が大変な状況を経験しながらも国ではなくスポーツ選手個人が

どのように戦ってきたかを考えさせられるところまでは共感しました。

ただ前半の導入以降、IOCの宣伝を兼ねた映像や尻切れトンボ状態での

選手入場が始まるなど連続的なつながりが欠けており

とてもフラストレーションが溜まりました。

ネットにおける断片的という評価も理解でき、

やはりリオでの閉会式の東京オリンピックのセレモニーを担当し絶賛された

MIKIKO氏や椎名林檎によるチームが交替させられた影響を強く感じました。

リオのように日本及び東京をコロナ禍を踏まえもっとクール(かっこよく)に

演出して欲しかった。

オリンピックをやるのであれば

世界中に現代の日本というものを発信する絶好の機会だっただけに

非常に残念な思いになりました。

 

 

 

 

2021.06.30

今年の梅雨は

 

 

福岡の今年の梅雨は例年になく早々に梅雨入り宣言となりましたが

結構、晴れている日が続き、おかげで外部デッキで食事をすることが増え

気持ち良く過ごせています。

先週の日曜日は天気がいいので墓参りを兼ね糸島に夫婦でドライブをしました。

 

まだ6月ですが糸島の海岸は数多くの海水浴客で賑わっていました。

お墓参りの後、海岸沿いにある「time」でランチを楽しみ帰ってきました。

 

これって気象庁は早々の梅雨入りを後で修正するのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

約1年前のコンペで当アトリエの案を採用された武雄S PROJECTがやっと上棟。

施工は大石建設さんです。

L字型プランの平屋建てですが、この形状は土地の高低差の解消及び周辺環境

(借景としての風景の取り込み等)などから導き出された

極めて論理的な回答としての提案になっています。

道路側の東面(写真左)は視線を遮断した連続するトップサイドライトが

建物内側に入り込んだ形態になっています。