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今日も、朝一より担当のフジヤマとともに熊本のRIVERSIDE HOUSEの現場へ。
外壁に透湿防水シートが張られボリューム感が出てきました。
外部のアルミサッシも7割近くが取り付けてあります。
川側と南側の二面にはめ込まれるサッシは、壁の奥行きを出すために
壁の面より内側に引っ込めて取り付けられます。
ささいなことですが、開口部に陰影を出すための工夫です。
壁の仕上はサイディングのヨコ張りにハイドロテクトの塗装を行ないますが、
450ミリのパネルのピッチに合わせて、すべての開口部の位置を
堤防からの目線を考慮しながら慎重に決めています。

1階の高さは設計GLより850ミリ上がり、さらに2階までの高さは、3.5mあります。
2階の高さを堤防からの視線より上に上げるためです。
したがって、木造の住宅としては1階の空間にかなりの高さを感じます。

2階の南側正面は、開口部が上下にボーダー状に分割され中央部壁ボーダーに
壁掛けの液晶TVが取り付けられる予定です。


その後、同じ熊本市内で土地をご購入予定の新規の施主のご自宅に出向き、
面談をしてきました。
30代早々の若いご夫婦でインターネットを通した販売等の会社を設立されています。
アトリエのホームページでのわたしの建築に対する考え方に
共鳴されてのご依頼ということで嬉しい限りです。
私のブログもさかのぼって読まれており、面談もスムーズにいきました。
ご自宅の竣工をMAX1年半後にされておられるので、スケジュールも無理なく組めそうです。
熊本のIさんご夫妻ありがとうございました。
がんばりますのでよろしくお願い致します!

熊本から夜の7時半ごろアトリエに戻り、次は6年前に設計した大宰府のNAYAという住宅の
陶芸のための3坪ハウスの増築の打ち合わせに新人スタッフのアリヨシ君を連れ
ヒラノとともに行ってきました。
運転はペーパードライバーのアリヨシ君にさせましたが、私はフジヤマに対すると同様
鬼の教官に変身します。
アリヨシ君!はよー運転うまくなってーーー!

Fさん宅に行くと、打ち合わせの後、ご主人がお酒がお好きのために飲み会に。
運転役のヒラノは飲まず、私とアリヨシ君が随分飲まされ深夜帰ってきました。
長い一日でしたが充実した一日でした。

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2008.05.20

二つの現場


きょうは、朝一でLIGHT TUBEの現場に。
せっかくですので担当の笠置とともにヒラノとアリヨシ君を連れていきました。
ヒラノはこのタイミングをちゃっかり利用して、現在、基本設計中の輝国のSLIDING
HOUSEの木架構について筑羽工務店のハタさんに相談。
以前に比べ、随分と要領が良くなりました。さすがです!

LEAF HOUSEは現在、内部の造作を施工中で竣工は6月末になりそうです。

ご紹介します!これが巷で有名な筑羽工務店の名前が刻印されたせんべいです!
このせんべいを持って、ハタさんはにこやかな営業をされておられます。
このせんべいが欲しい方は、高い技術と信頼の筑羽工務店に----------。
何だか映画が始まる前のコマーシャルのようになってしまいました。


アトリエに戻り昼からは、担当のフジヤマとともに茶山の現場 LEAF HOUSEに。
何度も見ていますが、9枚の屋根がズレながら重なる全容は圧巻です!

全ての壁と屋根が切り離され、内部において重なりが見えるようになっています。

くっつきあっている屋根の重なりの側面同志にくい込みがでないように天井梁下寸法
やパラペット高さを入れた庇の厚みにかなり気を使っています。

2階の庇は、壁より800ミリ持ち出し全周まわっています。
ここも、壁と屋根が切り離され、柱の外側に高さ500ミリの複層ガラスが全周回ります。
竣工は、8月末になりそうです。

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今日は、田川のI PROJECTの打ち合わせに担当のフジヤマと行って来ました。
福岡からですと車で1時間半ほどの道のりです。
太平洋上を北東に向かっている台風の影響ですごい雨でした。
運転はフジヤマに代わり私が。
ご自宅へは、少し遅れ、夜の7時より8時半まで各部屋ごとの外部開口部の形状と
開閉形式の確認の打ち合わせを行ないました。
打ち合わせ中、私のお腹がゴロゴロというのを見計らって、
今回もご主人手作りのパスタとスープをいただきました。
おいしい食事ありがとうございました。
帰りはビールを飲んだ私に代わり、フジヤマに運転してもらいましたが、
雨も小止みになり、安心して乗れました-----—。

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2008.05.18

江戸前すし

先日の4人で飲んだ時に、江戸前すしの話題がでました。
最近のすしやは、どこも基本的に江戸前すしと言っていいかもしれませんが、
ネタに江戸前の工夫を凝らし、酢飯にのせることで魚のうまみが何倍にも引き出される
ような正統江戸前においては、地方のすしやで新鮮なネタのみで勝負しているところは、
所詮かなわないのではないだろうかということでした。
そういう意味においては、江戸前すしは、素材を活かしながらもフランス料理のような
高度な工夫がされているということかもしれません。

東京でそういうすしやで食事をすれば、お酒も飲んでおまかせで
3万円ぐらいは、かかるそうですから、なかなかとても食べる機会がありませんが、
井本くんの話しによれば、
東京の世田谷上野毛にある「あら輝」という超人気店で修行された方が
唐津で「佃」という店を開いておられ、かれも数回行ったとの事。
東京と比べ、高くはなくおまかせで1万円ほどだそうです。

これまですしやで感激したのは、小学生の時に父に連れて行かれた小倉の銀天町にある
「天寿し」で、今でいえば創作すしの分野かもしれませんが、とにかくすべてお醤油を
付けずに食べて、口の中で拡がるさまざな味の混在にびっくりしました。
まさしく、味覚の芸術だと言っていいかもしれません。
当時、カウンターには現在の超有名店である「もり田」の森田さんが弟子で握っておられ、
森田さんは、いつも休みを利用して全国のおいしいところを和食にかぎらず
食べ歩いているということをおっしゃられていたことを憶えています。
「天寿し」はその後、二人の息子さんが跡を継がれ握られています。
カウンターだけの小さなお店ですので、一度予約されてお昼などに行って見られると
安く食べれます。新幹線の小倉駅で降りて、歩いて10分ぐらいです。

ところで、建築をとてもこだわってつくる建築家で、おいしいすしやに興味がない人は
いないのではないでしょうか?
こだわって握るすしやのすしは、日本のレベルの高い文化であり
建築家の感受性とすし職人には、共有の価値観があるように思われます。

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昨日は、桜坂プロジェクトのデベロッパーによる
施工から見た構造設計上の納まりと べからず集の講習会が1時半より7時までありました。
とくに施工における鉄筋の納まりについては、鋭い指摘が多々あり、
勉強になりました。
べからず集においても、これまでのマンションクレームにおけるデータを
見せていただき、事前に設計で対応しておかねばならな問題点について
大変参考になりました。
講習会終了後、無重力計画の井本と私とスタッフの笠置、そしてデベロッパーの担当者の
Fさんと4人で飲みに行きました。
全員、芸工大生ということもあり、へべれけに酔っ払ってボクは午前2時で失礼
しましたが、もっとも酒が強い笠置は、3人でさらに3次会に行ったようです。
きょうは、佐賀のT PROJECTと笹丘のY PROJECT の大事な再提案が
あるにもかかわらず、二日酔いで、フジヤマに運転してもらい、まだお酒が残って
いるようなへべれけの状態でプレゼをしてきました。
きのうの酔っ払ったFくんの注ぎまくりのマッカラン12年もの ロック攻撃が効きました。

二つのプロジェクトとも今日でようやくゴーサインが出て、やっと動き始めます。
いよいよ、ずっと待っていただいている豊浜のN PROJECTの準備開始です!

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