2008.05.09
桜坂プロジェクト トライその9
桜坂プロジェクトの実施設計、まだまだ終わっていません。
きょう、天空率を使っての最終的な外観の調整についてデベロッパーの
了解がとれ、来週、確認申請の事前打ち合せ協議の書類を提出します。
実施設計は、今月末を目指し担当の笠置を中心にフォローの私とアシストのアリヨシ、
応援部隊のHくんの4名が関わりがんばっています!
アリヨシくんは、ほとんど確認申請書類の準備で忙殺されています。
今回、このプロジェクトでは笠置きも含め確認申請、開発行為、風致地区等
の打ち合わせ及び準備に膨大な時間が費やされており、
昨年の建築基準法改正前後の違いをまざまざと認識させられています。
来週は、私の方では水廻りの詳細と照明計画がまだ残っており、早く詰めなければ
なりませんし、デベロッパー主催の構造設計と設備設計の講習会が16日に
予定されています。
そういうことで他のY PROJECT,T PROJECTも含め大変忙しいのですが、
明日より、2日間、東京に行って来ます。
2008.05.08
近大授業4回目
きょうの近大授業は、来週の発表に向けてのプレゼを含めたチェックでしたが、
まだコンセプトそのものが固まっていない生徒が半分近くいました。
また、模型も作ってきているのですが、どうしても現実的な建物のイメージから
抜け出せていない人が多い。
あまり、抽象的すぎるとオブジェになってしまい、建築ではなくなってしまうし
具体的すぎると急につまらなくなる。
そのあたりの、さじ加減が学生にはどうしても飲み込めず、戸惑っているのだと
思いました。
ただ、最初に箱としての建物ありきという発想は、手厳しくしかりましたが、
何度言ってもわからない人間がいます。
そこの決められた枠を取り払うのが非常勤講師としてのボクの役目だと
思っているのですが-----—。
近大諸君!もっと柔軟になろう!!
学校から戻ると、熊本のRIVERSIDE HOUSEの外壁目地割りと開口部位置
について担当のフジヤマと打ち合わせ。
アルミサッシと建築で作るハメ殺し窓の連窓納まりについて1/1の原寸図
をタテ断面とヨコ断面でスケッチ。かなり時間がかかり24時近くにやっと完了。
現場にFAXを送付。
2008.05.07
韓国からの取材依頼
韓国の建築雑誌から先週、当アトリエが設計したFabric Wall Residenceの
取材依頼がありました。
通常、メールで事前に連絡があっての話だと思うのですが、韓国の編集者キムさんは、
いきなり英語で電話をかけてこられましたので、対応したスタッフがかなり慌てました。
キムさんによると私と直接話をしたいということでしたが、もともと、私はとても英語が
苦手でしたので妻に対応してもらうことに。
その雑誌は、季刊誌でこれまで世界の住宅について取り上げ、十数回目の今回は、
隣国、日本の住宅が特集となるそうです。
準備段階でWEBを通し、当アトリエの住宅に関心を持たれたようです。
きょう、再び連絡があり来週、来福するとの事でした。
急な話で施主への依頼もこれから行い、了解が頂けないと実現は何とも言えませんが、
とにかくアトリエにとっては嬉しい話です!
2008.05.06
イルフォルノ
5日は、午前中はゆっくり過ごし、午後より家の掃除や洗車。
夕方より、小戸のアウトレット、マリノアシティ内にあるイルフォルノというイタリアン
レストランに妻の母と我々家族4人の総勢5人で行きました。
イルフォルノは、アメリカ西海岸のサンタモニカと東京と福岡にあり
アメリカンカジュアルスタイルのイタリアンレストランです。
パスタコースは、サラダとピザ、パスタが選べて、2名のセット料金で3000円という
安さです。きのうは、5名でしたので2名+3名で組んでもらい、
いろんな種類のパスタが堪能でき、お腹いっぱいになりました。
味も申し分なく、且つリーズナブルな金額ですのでお勧めです!
きょうは、休みだった妻と長男の三人で久しぶりのお手軽ドライブ。
東区の照葉の街並みを眺め、伊東豊雄さんのぐりん、ぐりんを初めて見て
その後、リニューアルした海の中道ホテル(名称が変わりました)で昼食。
メキシコの建築家ルイスバラガンを意識したインテリアデザインで
リゾートフルによくできていました。今度はスタッフを連れて、マリゾンの船着場より
船で行って、帰ってくるという企画で、ゆっくりとしたいと思いました。
そうです!うちのアトリエの立地性はそういうことができるのでーーす!
2008.05.03
連休初日
きのうは、2次会までやって解散。
帰宅したのは、午前1時半。
スタッフと建築の話を延々としましたが、もう何を話したのか毎度のことで
ほとんど憶えていません。ただ、笠置と二人だったのが5人になり、彼らの人生に
私の存在が何らかの形で関われたことに対して、新しい施主との出会いを含め、
生きていることの証を感じることができる職業だとつくづく思いました。
これまで試行錯誤でやってきたことをスタッフに伝えているだけで、スタッフが一人前に
育っていくことが不思議に感じられます。それは、自分の中に教科書のように正しく
導く自信など持ち合わせていないからかもしれません。
ただ、それでもりっぱに育っていくのは、社会との関わりのなかで育てられていくのだ
と思います。
きょうは、12時近くまで寝て、久しぶりに十分な睡眠が取れました。
昼風呂にゆっくりと1時間くらい入り
しばらくぼーっと過ごし、アトリエに出て面談の準備。
先日の篠栗の家のオープンハウスに来られたご夫婦が
改めて、ご自宅の設計についてご相談に来られました。
篠栗の家のオープンハウスでは、事前にアトリエと連絡がつかず、
篠栗という情報だけで、ドライブがてら来られたところ
偶然、オープンハウスの場所に行き当たったそうで、奇跡に近い土地勘です。
そういうことは、通常絶対にありえませんので、わたしも是非
この出会いを大切にしたいと考えています。
その後、連休を利用して長男が東京から帰ってきましたので、
仕事の妻を除き、男三人で母の家に行き食事をしました。
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この業界でやっていく上でも柔軟性は大事ですよね。しかし、人に物事を教えるって難しいですね。自分もとあるところで講師みたいな事してるんですが、なかなかこっちの言ってる事が伝わらなくて・・・
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そうですね。教えることは、自分が教えられていることでもあって
ボクにとっても前向きなプラス思考として捉えています。
学生相手にグチも出そうですが、ありがたく思わなければいけない
のかもしれません。