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いやー、いつもスタッフさんの事を考えてる大石さんはえらいですね~。上司の鏡だと思ってます、いつも。みたいな^^大石さん頑張ってください!!!
2008.05.02
LIGHT TUBEとLEAF HOUSE
LIGHT TUBEは6月末竣工に向けて、順調に工事が進んでいます。
ほぼ内部の石膏ボードが張り終わり、塗装仕上げのように見えるクロスでの
施工を検討していただいていますが、クロスの厚みが薄いため、なかなか
職人泣かせの材料のようで筑羽工務店のハタさんのOKが出ません。
塗装仕上げでの変更も考慮しましたが、とにかく予算が厳しく、かえって
割り高になり、難しいところです。
アトリエとしては、当然、塗装仕上げがベストと思っていますが、チューブ状に
持ち出した部分の揺れを考えた場合、ひびが入る不安もあり
結局、がんばってそのうすいクロスを張っていただくしかないと思っています。
ハタさん!お願いします!
LEAF HOUSEは、アルミサッシの取り付けが行なわれており、屋根の幕板のボード
は、ほぼ完了、現在、水切り等の板金工事が平行して行なわれています。
施主にお約束している7月末の引渡しは、かなり厳しい状況です。
とりあえず、荷物だけでも入れれるスペースを一室確保するとか
何とか、対策を考えなければならないと思っています。
きょうは、新人スタッフのアリヨシくんの歓迎会をこれから行なう予定です!
明日は、休みだし、飲むぞー!
2008.05.01
O PROJECT プレゼンテーション
きょう、福岡市内の市崎で計画しているO PROJECTの提案を行ないました。
南北方向に長い100坪の敷地ですが、施主のご要望である
中庭を取り入れ、パブリックスペースが1階にある案と2階にある案の2案を
プレゼしました。
どちらの案も中庭としての囲まれ方の関係について、従来通りでない
構成での提案となっています。
A案
道路と敷地のレベル差を利用します。
敷地周囲を約3mのコンクリートの壁で囲い道路側に2m程せり出させます。
壁で囲われた中にコンクリートの1枚のプレートを浮かせて領域を作ります。
そこへ、コンクリートとは対比的な木造で柔らかな箱をかぶせます。
B案も面白いのですが、A案での空間のゆとり感がとても気持ちいいのと、
無理して2階にパブリックスペースを持ってくる必要性をこの敷地環境では
あまり感じませんので、この案をお勧めしています。
果たしてどうでしょうか?
2008.04.30
プロフェッショナル
NHKのプロフェッショナルー仕事の流儀が面白い。
きのうの22時より、プロフェッショナルを見ました。
毎回、いろんな分野のスペシャリストを招き、司会者である脳科学者の茂木健一郎が
突っ込みます。
建築家では、以前、隈研吾が紹介されました。
昨日は、司会者である茂木健一郎にスポットを当て、短時間で記憶する方法や、
集中力を増す方法など興味深い話がありましたが、大きな声を出して憶えることで
聴覚を通して脳に伝わり、それを次に手を使って書くことで情報が記憶されすく
なることなどかつて自分がやっていたことを脳科学的に説明され、とても納得がいきました。
茂木さんも自分の研究を進めていくためには、手伝ってもらうスタッフの人材育成が重要だと
いうことを認識されており、スタッフの力を伸ばすためにはとにかくホメルことが
大事であることを強調されていました。
しかも、脳科学的にはその場でタイミングよくホメルことが、相手の脳にやる気と
自信を与え、大きく力を伸ばす刺激になるそうです。
「出た!それ、それ!いいねー!それもっと掘り下げれば、君すごいよ」
「いやー、ボクもそう思っていたけどやられたー!いいね!いいね!」-----–などなど。
難しいですね。
スタッフのどうでもいい質問など、ついバカか!と言ってしまいがちなのに-----—。
どう褒めればいいのか------。
そこは、言い方、持って行き方のアイデアが必要で、感情的になる前に、
少し考えないといけないのかもしれません。
みなさん!スタッフや学生をどんどんほめましょう!
2008.04.29
昭和の日
きょうは、旧天皇誕生日、現在は昭和の日という祭日です。
私の方は、午前中、担当のヒラノとともに輝国のSLIDING HOUSEの施主ご夫妻と
基本設計の打ち合わせ。
午後、担当のフジヤマとともにI PROJECTの施主との打ち合わせで田川へ行って来ました。
みなさん、こちらの都合で2~3週間、打ち合せを延ばさせていただき、
申し訳ありませんでした。
ところで、最近、戦後の昭和という時代をノスタルジックに捉えることが流行っていますが、
戦後の昭和に生まれ、30年近く生きて来たものとして感じるのは、
いま、みんなが懐かしく感じている時代は、戦後の昭和20年から40年ぐらいまでだと
思います。その時代は、猛スピードで世の中が大きく変わっていった時代で
東京タワーが立ち、東京オリンピックが開催されるまでが一つの節目だった
のではないかと思います。
力道山のレスリングの試合を茶の間の白黒テレビで祖母を含めた家族全員で観戦し、
血だらけになった力道山をしつこく痛めつける悪役レスラーに、本気になって憤慨し
大声をあげていました。
ミステリーゾーンも子供ながら大変怖い思いをしながらも興味津々で見ていました。
まだ、家族が核家族化しておらず、満州で捕虜になった父が、モスクワに抑留され
戦争が終わった数年後に帰国、抑留中に父親がなくなった一家を、長男として
母親や弟、妹たちの生活の面倒を見るために引き取り、その後に生まれた
私の周りには、たくさんのおじやおばたちが一緒に住み、学校に通っていました。
当時、父の会社の社宅が高宮にでき、白金の戸建から移りました。
コンクリートの3階建てのそのアパートは3DKの狭い間取りでしたが、
何かとても明るく輝いているように見えました。
北側にある4畳半の茶の間兼寝室の重たいスチール製のアミ入りガラスの窓からは、
ムーンライトホテルという円形の変わったホテル(ラブホテル?)越しに
遠く中洲のネオンが華やかに輝いているのが見えました。
あーーやっぱり、あの時代は私もとても懐かしく感じます。
その後の40年以降、あまり大きな変化は、あの時代ほどは感じなくて、
急激な時代の変化が一段落したからかもしれません。
みなさんは、昭和の時代っていつ頃が懐かしいでしょうか?
2008.04.28
「ON」というテーマに基くコンセプトモデルの提案
昨日の福岡デザイニング展の一環として行なわれたトークイベントに平行して
プロトハウスギャラリーでは、与えられたキャンバスを使用して
「ON」というテーマを意識したコンセプトモデルの展示が
14人の建築家によって行なわれています。
333mm×241mmのキャンバスをどう捉えるのか?
ONというテーマに対する解釈、
今回の展示は、その考え方についてスタッフ同志でディスカッションさせましたが
誰を対象とするかについても明確でなかったところに迷いがあったようでした。
それで、私の方でプロトハウスから投げかけられたテーマに対し、建築に興味を持つ
不特定多数(学生や建築を志している方達)の人々へ打ち返すことの指示をしました。
投げつけた相手に具体的かつ現実的目的がない以上、見えない相手には
抽象的方法で打ち返すことで良いと判断しました。
キャンバスは、布をしっかり張るために木フレームの下地が回り、
その下地の厚みが厚さとなって板(プレート)になっています。
この布に切り込みを入れ、厚みを利用した深さを、作ることにしました。
プレートを敷地と見立てることも可能ですし、無条件の状態と見立てることもできます。
そこには、12個の様々な形の切り込みが入れられ、個別の敷地だったり、
個別の条件、制約としての枠組みだったりします。これをシチュエーションと呼びます。
そこへ、その通りにぴったりと当てはめることは簡単なことですが、
もっと別な入れ方、はみ出し方、条件における解釈の仕方をあれこれと考え
形作っていくことがデザインだと思っています。
デザインという行為は、想定通りでは面白くなく、意外な関係性の導き出し方が重要
です。すべてを鏡面にした模型は、頭では捉えれない複雑な関係性を
作り出し、そこに思いがけないヒントが隠されているということを表わしています。
以上、これを考えたスタッフに代わっての説明でした。
“「ON」というテーマに基くコンセプトモデルの提案” への2件の返信
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こんにちは、近畿大学稲田です。見に行きましたよ!
最初は何かわからなかったですけど、係りの人がたぶん大石先生に電話してくれてなるほどと思いました。型にはめ込むことが(デザインとして)落とし込むことではなく、関係性の生み出し方がデザインなのかなと思いました。グラフィックをしているとクライアントの型にはめ込むことを考えてしまいがちなのですが、このブログを見て関係性という言葉に可能性を感じました。
自分たちもVIORO B2に作品を展示しています。5月2、4は近大生がいると思うので、足を運んでいただけると幸いです。
DESINING展お疲れ様でした! -
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そうです!稲田くん。デザインは関係性なのです。!
見に来てくれてありがとう。
VIORO B2に5月2日、スタッフと7時頃行こうと思っています。
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ぬおー・・・・・・・これまたかっこいいですね。