2007.11.20
千葉の住宅
以前ブログでご紹介した東京から転勤で福岡へ来られている
Nさんご夫婦と計画を始める前の打ち合わせを再度行いました。
千葉県流山市の土地の契約も終わり、Nさんが来年、また東京に転勤で戻られる前に
こちらで実施設計までの打ち合わせを終わらせておかねば、
Nさんが福岡の建築家に設計を依頼される有効性がなくなります。
もっとも理想的なのは、工事にかかるときに転勤になられ、現場の打ち合わせが
現地でできるのが最高ですが、果たしてそのようにうまく行くのか楽しみです。
土地は、50坪弱ですが、都内の狭小敷地ほど狭くなく、
こちらの感覚で設計できることは、幸いです。
駐車スペースの取り方により、建物の配置計画におけるいくつかのタイプが
できますので、車の置き方、台数、使われ方の確認を行いました。
もうすでに二つほどイメージがあり、構造の選択とご予算についても確認しました。
担当は、ヒラノに決め12月末の提案に向け、二人でがんばります!
2007.11.19
電球
事務所の天井に設置している、水を張ったトップライトを下から照らす
アッパーライトの球が切れていたので、昼休みに電気店に寄った所、
これまで、100Wのボール球に交換していたのが、
ナショナルから電球色で蛍光灯タイプのプレミアというのが出ており、
内容を読み、びっくりしました。
まず寿命が10000時間!
1日6時間毎日使用したとして4年半球替えが入りません!
さらに電気代は80%カット!!
電気代がもったいないといって照明を消されている皆様!
朗報です!もう心配されることはありませーーーん!
これまで電球色の蛍光灯は、所詮、蛍光灯に色がついたような違和感があり、
当アトリエが設計で間接照明を考慮して暖かさを求める時は、電球に近い色が出るkkニッポ
のものを使用しています。
今回、プレミアパルックを事務所で点けて見ると、昔よりは随分改善されていると思います。
今後、もっと小さな蛍光灯の球ができると、デザイン的にもコンパクトになり
より使い易くなるのですが。
2007.11.17
町田 福岡校20周年記念パーティー
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーの福岡校が20周年を迎え、
記念パーティーが博多リバレインのアトリウムガーデンで行なわれ出席しました。
私が30才のときに、この学校の生徒だった妻の紹介で、建築技術を教える講師として
関わり、本業ではなかなか設計するチャンスがない住宅のプランニングの指導や
製図の基礎、木造の構造など自分自身が勉強しながらの12年間でした。
1年目は、昼の授業を大学の同級生で独立していたアトリエスクエアの大場君にお願いし、
夜のクラスを私が受け持ちました。
2年目に大場君が辞めたため、最初、同じ同級生の井本君に頼んだのですが、
自分が引き受けたら、むちゃくちゃになるからと断られ、初めて柳瀬真澄先生を
紹介してもらったのが長いお付き合いの始まりでした。
その後、クラスが増えるにつれ柳瀬さんの紹介で田中俊彰さんが入られ、
さらにNKSの末廣夫妻も講師になられて、本当に充実した講師陣だったと自負しています。
住宅を上からの目線で捉えるのではなく、住まい手の目線で捉えることについて
町田先生が信条とされている「はじめに暮らしありき」という姿勢は、大変勉強になり、
住宅建築における常識性というラインが理解できたことは、頭でっかちにならずに
良かったと思っています。
町田を通しての友人は、私たち夫婦の共通の財産であり、みんなと会って楽しく会話
することがもっともリラックスできるひと時です!
2次会では、柳瀬さんや田中さん、ミスターフローリングの平安さん、
コーディネーターの森山先生、その他多くのコーディネーターとして活躍されている
方たちと大いに盛り上がりました。
パーティーには、大分のアトリエラッツのスタッフの方が来られており、
建築の学生の時に町田に通われていたそうでびっくりしました。
ちなみにアトリエラッツの古後さんの呼び名は「CEO-シー・イー・オー」ではなく
「古後さん」だそうです!どうも遠くからお疲れ様でした。
2007.11.16
LEAF HOUSE ひたすら実施設計中
LEAF HOUSEの実施設計は、笠置とヒラノが各々2件の現場監理と
1件の基本計画で手が空かないため、私と藤山の二人でまとめています。
藤山は、まだアトリエに入って2年目で実施設計は今のところ勉強中で
描ける図面が限られています。
したがって、どうしても私が詳細な図面は作成しなければならず、
きつかー!!です。
期限は来週まででだんだん苦しくなってきました。
それにこのLEAF HOUSEの設計は複雑で大変難しく、頭が禿げそうです!
展開図から部屋の内観パースを起こし、藤山と空間の納まりについて
検討を重ね、やっと方針が決まりました。
方針というのは、ルールということで設計上のルールを見つければ
それを当てはめることによって、各々の納まりを決定していくことができ、
論理的説明が可能になります。
とても有意義なポイントで何だか得した気分になりました!
きょうは、午前中にLIGHT TUBEの施主ご夫妻にアトリエに来ていただき、
見積り中の実施設計図面の説明を行ないました。
見積書の提出は、来週です。
SWASTIKAに続き、笠置の意欲作です!さてどんな金額が出てくるでしょうか?
2007.11.15
桜坂プロジェクト トライその2
突然、対馬の調剤薬局の地鎮祭が今日になったため、桜坂プロジェクト
の打ち合せが入っている私が対応できず、担当のヒラノに行ってもらいました。
神主さんの都合で朝の8時からということで、ヒラノは昨夜、午前12時発の
フェリーで行きました。
彼にとってはじめての泊まり(フェリーで)の出張です!
無事、代役が果たせたでしょうか?
私は午前中、寝ている時に思いついたHOUSE Kのスケッチを行ない、
1時半からの桜坂プロジェクトの準備は、笠置が用意して
打ち合わせに臨みました。
藤山は、リーフハウスの実施設計中で、ひたすら展開図を書いています。
桜坂プロジェクトは、今回、やっと建物のアウトラインと構成についてのOKが出ました!
コンセプトは、無数の壁の重なりによって、2棟の敷地区分をあいまいにするとともに
奥行き-陰影が出せればと考えています。
次は来週までに、プランの微調整を行ないながら、スタディー模型での形の検討を
行なう予定です。
打ち合せ後、笠置はアクロスの中にある建築センターに藤山が作成したLIGHT TUBEの
確認申請の打ち合わせに向かい、私は、プロトハウスからのご紹介で
土地の購入を検討されているYさんの候補地に再度確認に行きました。
ヒラノは対馬から夕方帰ってきて、息つく間もなく、6時より篠栗の家の前田建具
の前田さんと家具施工図の打ち合せ。
その後は、引き続きHOUSE Kのプラン検討を行ない、そろそろまとめに入って
もらわなければなりません。
スタッフが育っててきて、有機的に動けるようになり、とても助かります。
私の方は、夜はリーフハウスの部分詳細図のスケッチを行なうつもりです。