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2007.11.09

老化

昨日は、桜坂プロジェクトの打ち合せのための準備を、担当の笠置とともに
夜中まで作業し、私は1時半に上がりましたが、
彼女は2時半までやっていました。
この歳で、仕事を集中して遅くまで行なうと、終わった後、気持ちはすぐ寝たいのですが
頭が冴えて眠れず、4時頃やっと寝れました。
若い人には考えられないと思いますが、高齢者の睡眠障害は
増えてきていると言います。
すぐにがーがー寝れる人、寝たら8時間ずっと眠っていられる人は、
若い証拠かもしれません。
50代って本当に老化が始まっていることを明確に思い知らされる歳かもしれません。
老化の現象としては、老眼がまず顕著になり、次に加齢臭が加わります。
そして歯周病による口臭!においによる強烈なダブル攻撃によって
周囲から人が遠ざかっていく可能性があります。
さらに映画「アバウト・シュミット」でジャック・ニコルソンが演じていたように
耳に毛が生えだすのです!
ついでに頭の毛は逆に抜け出し、ハゲの恐怖が襲ってきます。
その後、夜トイレに行く回数が増えたり、目の下にシミが出てきたり、
もういろんな事が起こりだすのが老化です。
しかしながら、近頃はどれも対策を講じることが可能で、意識の高い人は、
周囲に迷惑をかけずに紳士であり続けることができます。
この際、40代を含めたみなさーん!もう若い人にはかなわないので
ダンディーで勝負しようー!

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今日は、朝から九産大の空間造形演習の授業。
クラスは、5グループに分けられており、課題が変わるごとに、
5人の先生がスライドしていきます。
今回は、第2課題、9m角の立体キューブの空間構成ですが、
学園祭を挟んで2週間の期間がありましたが、相変わらず、ぜんぜんやっていない
生徒が多く、腹が立ってきました。
一生懸命やっている生徒も中にはいますが、やっていない生徒が多いと
本当にかわいそうです。
これまで、九産の授業は楽しくやらせていただいていましたが、
今年のような生徒が続くと、教える方も得るものが何もなく、
だんだんやる気を失ってきます。
来年も、同じような生徒ばかりであるなら、もう非常勤講師を止めようと思います。

昼過ぎに学校から帰り、平野とともに笹栗の住宅の現場に行きました。
施主の奥様に立ち会っていただき、一部屋ごとに現場を見ながら、照明スイッチと
コンセントの確認を夕方までかかり行ないました。

事務所に戻り、次は「西に向かって開け!プロジェクト」の現場からの質疑に対して
担当の笠置と打ち合せを行ない、やっと桜坂プロジェクトのスケッチ再開。
法規上の問題点について笠置に確認。
配置計画における法規上クリアできるスタディを繰り返し行ない、
アウトラインを決めた上で各階の平面プランの検討を行いました。
とにかく制約が多く、改めて難しい物件であることを実感しました。

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10月末に契約を行なった桜坂プロジェクト。
先週の11月1日に1回目の打ち合せを行ないましたが、
5月に提出した案よりもっと延床面積を増やすことになり
住宅専有部分を車庫を除き60坪程度で再度提案することにしました。
計画敷地が風致地区になっており、建蔽率が40%で1棟当たりの敷地面積が
56坪程度しかないため、ワンフロア当たりの床面積が75㎡(22.6坪)
しか取れず、とても難易度の高い計画です。
いかにしてゆとりがあるように見せるか腕の見せ所です。
だいたいにおいてこういう場合、難しい条件ほど、逆手に取った方が
大胆な提案になります。
今日は、昼は苅田町の現場に笠置と行って来ましたが、それ以外は、
ひたすら、スケッチを行ないました。
明日までには、何とか考え方の方向性を出したいと思っています。

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中学の同級生のドクターが、ふるさとの対馬に戻り開院するのを機に、
その友人である外資系製薬会社に勤務する同じ中学の同級生が、退社して調剤薬局を
展開する事業を始めることになり、付随して設置する薬局の設計を依頼されています。
彼にとっては、脱サラ後の最初の物件になります。
10坪の建物で、当初はリスクが多くお断りしていたのですが、
私が手掛けている建物のデザインが気に入っての依頼ということで
引き受けることにしました。
8月のブログでご紹介しましたが、その後2ヶ月の間に担当のヒラノがまとめ、
今日、見積りが出てきました。
心配していた通り、建物が2軒建つような大幅なオーバーで頭を抱えています。
もともと、離島での建設コストは割り高な場合が多いのと、
建物が小さい場合も割り高にはなります。
特別なデザインをやっていると思われるかもしれませんが、
その部分は、金額にして100万円くらいであり、
そのデザインが原因ではありません。
ただ、福岡での調剤薬局の一般コストに先ほどの割り高率(離島2割、小規模1割)
を乗せ、敷地条件に絡むプラスαと100万円を入れていくと、見積りに
近くなってくるため、逆にコストを下げる部分を見つけづらく
苦労しています。
とにかく、あの手この手を使って下げるしかありません。

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2007.11.04

トホホな休日

昨日は、文化の日。たまたま、妻との休みが重なり佐賀のバルーンフェスタに
行ってみようということになりました。
中3の次男は、高校受験が迫っているので留守番させ、夫婦二人だけの外出となりました。
バルーンフェスタで、巨大な気球が飛び交う風景をいつか見てみたいと以前から
思っていましたが、会場周辺がかなり混雑し、車で行くと大変ということを聞いており、
インターネットで確認しても公共機関での利用を勧めていたので、
JRで行くことにしました。
列車だと、やはりまず駅弁です。
さっそく、寿軒の駅弁屋を探し出し(最近、他の駅弁屋が増え、寿軒はどこにあるのか
わかりづらく、結局、改札に入ってからやっと見つけ出しました。)
お目当てのかしわめし弁当を買いました。
私は、昔から駅弁といえば寿軒のかしわめし弁当に決めています。

妻と駅弁を食べながら、上機嫌で乗ること50分。
臨時駅の佐賀バルーン駅に着きました。
とにかく、行ってみれば気球がいっぱい飛んでいるだろうとちびまる子のような
イメージを持って行ったのですが、どこにもぜーんぜん飛んでいないではありませんか!
妻からは、あなたインターネットでちゃんと調べてきたんじゃなかったの?
と言われ、 ちらりー、まる子ふう冷や汗------。
スケジュール表を見るとバルーン競技は朝の7時からと午後は3時からでした。
たまたま、着いた時間が2時だったので、妻をなだめながらも、
人ごみをかき分けながら、会場とおぼしい方へ歩くこと30分。

会場内の放送で今日の3時からの競技は、強風のため中止となりましたとのアナウンス。
ドヒャー
交通費に4400円、駅弁に1500円も使って福岡から来て、中止-----—。
間がもたないためか、スピーカーから流れてくる音楽とDJがうるさく、
すぐに帰ろうという事に。
急いで引き返し、佐賀バルーン駅に行ったのですが-----—-。
そこは長蛇の列。
15分おきにしか来ない2両列車に乗るのに待つこと1時間。

何しに行ったかわからん、トホホな休日でした!

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