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六本松にある蔦屋書店で今週末20日、土曜日に建築プロデュースの
フォルツアと蔦屋とのコラボ企画として「建築家はすごい旅をする」の
トークイベントが開催されます。

今回、ボクもその企画に関わり参加します。
ボク自身は凄い旅などしていませんがメインパネリストである
「人の力設計室」代表である小林哲治さんがバックパッカーとして
ユーラシア横断をされており、東大の原広司氏の集落研究から興味を持たれ、
文化人類学と建築家としての視点を踏まえたユニークな旅のお話です。

ボクはそれに「ヨッ!」とか「ホウホウ」とか合いの手を入れながら
ちょっかいを入れる役です。

ご興味のある方は無料ですので蔦屋に行かれたついでに
ぶらりと立ち寄られて下さい。午後2時よりやっています。

ところで蔦屋六本松店は、蔦屋の福岡における旗艦店と言ってもいいほど
充実しており、平日に行ってもいつもいろいろな人で混みあっています。
平日の普通の時間に来れるこの方たちは一体何者?と思えるほど
老若男女問わず様々な人々がくつろいで
蔦屋が用意したソファや椅子に座り本を読まれています。

この雰囲気を味わうだけでも面白いですよ!

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今日は、久留米 I PROJECTの現場へ

来週、引渡しということで現在、造作家具の取り付けや
クリーニングなどの真っ最中できれいな写真ではありませんが2ショットを公開。

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2019.04.09

秋月 つづき

ところで秋月には柳瀬真澄氏が設計された「秋月の家」がありますが、
このすぐ近くに隈研吾さんの元スタッフで藤原徹平さんが設計された
ギャラリー+民泊の建物が竣工しています。

この地区は「秋月の家」もそうですが秋月伝統的建造物群保存地区に
指定されており、柳瀬さんもかなり苦労されたお話を伺ったことがあり、
柳瀬さんの苦労がきっかけになったのか規制が少し緩くなったようで、
それをクリアしてこの建物も建っているとのことでした。

結果的に切妻の形態がミニマムなものとして表現されているように感じました。

手前の平屋がギャラリーで奥の2階建てが民泊の建物だろうと思います。

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2019.04.08

秋月の桜

今年の桜は、花冷えもあってか散るのが少し遅れているようで
桜が満開の秋月へドライブを兼ね妻とともに行って来ました。
秋月城址前の桜並木は道と両側に咲く桜との距離感が程よく、
またひらひらと落ちる桜の花びらも美しく、非常に風情があります。

ここを行ったり来たりしながら、その後、近くにある
武家屋敷の久野邸を見に行きました。

門をくぐり入るとこの玄関前のこじんまりとしたスペースがとてもいい。

建築の専門家として武家屋敷が本来どういうものか
十分な知識を持っていませんがこの建物には武骨なところがなく
かなり繊細に造られており続き間としての連続性や庭との関係性が
素晴らしいと感じました。

この玄関も門をくぐると土間のある玄関がオープンになっており、
板戸は上がり框のところに観音開きで付いています。
真壁構造による柱と鴨居による面分割が美しい。

玄関脇に取られた坪庭の程よい大きさもいい。
メインの庭はこの部屋の右側に座敷が続いており
その座敷の北側に拡がっています。

奥の寝所に隣接する書斎より南側の庭を眺める。

この住宅には珍しく2階があり、説明によればこの部屋は
この住宅の主人の寝所だったのではということでしたが、
ここの開放性が心地よく素晴らしいと思いました。

この建物は、秋月氏が高鍋へ移封された後、
秋月黒田藩の初代藩主として福岡藩主、黒田長政の三男、長興公に
従い移ってきた中老、久野氏の居館で、通常2階に居室を設けることは
許されていないながら藩主との特別な関係で
許可を受けたものとのことでした。

武家屋敷とは言え、我々庶民の住まいとしての雰囲気があり
飛騨・高山の民家と違い親近感があります。

これは久野家の近くにある家老格の田代家の住宅ですが
ここはいわゆる武家屋敷としての素朴さがあり、
久野家と比較した場合洗練度の違いに驚かされます。
この写真は日本的奥行き感が出ているようで撮りました。

秋月に行かれた際は是非、これらを見学されることをお勧めします。

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2019.04.02

春のお墓参り

新しい元号が発表となった1日は、休みを取り妻とお墓参りに行って来ました。

糸島の二見が浦公園墓地は海に面しており、海をバックに桜を見ることもでき
改めて環境的に恵まれていると思いました。

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