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2018.08.24

月明かりの夜

月明かりの夜、
雲と月と火星、暗い樹々の影とのコントラストが美しく
思わず携帯で撮影をしました。
     

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建築を造る行為というのは、
造り続ける限り常に学ばなければいけませんが
建築の創造的行為を単に感性だけで乗り切ろうとすることは
進歩がないことにもつながりかねません。
建築の仕事を通して本は実践的な面において
経験不足を補ったり、イメージを喚起させたり様々に役に立つものですが
本質的な面においては
在り方について深く考えさせるものでもあります。
その建築における本というものについて
昨年GA JAPANから出版された「建築にまつわる本のはなし」は
非常に興味深い特集になっています。
この中で安藤さんがまだ駆け出しだった頃、神戸新聞の社長から
進められて読んだ本として和辻哲郎の「風土」を挙げられていましたが
ボクが大学に入学した当時、教授から勧められて読んだのがこの本でした。
環境設計学科というのは当時、珍しく、新しくできた学科の意気込みもあり、
この本を環境というものを認識するうえで勧められたのだと思います。
これには日本という湿潤な気候を踏まえての哲学的な考察が
述べられており当時18歳の頭脳としては非常に難しく感じたものです。
それにしてもこの本を新聞社の社長という立場の人が
学歴もなかった安藤さんに勧めるというのは
流石だと思いました。
このGAの本には、著名建築家へのアンケートで影響を受けた本として
近代建築の歴史書以外に磯崎新の「建築の解体」が多数挙げられています。
この本もボクがちょうど建築を志した学生だった20才のときに購入したものです。
また、当時、盛んにレヴィ―・ストロースやミッシェル・フーコー
などの構造主義哲学を建築思想に持ち込んで捉える言説が流行っており
今回、影響を受けた本の中に構造主義に関するものが少なかったのは
意外でした。
とにかく今後、もっと建築を深く掘り下げたいと
考えられている方々にとっては有り難い特集だと思います。
これに網羅されて本の中から、自分にとって興味があるものをリストアップし
時間を作って読破していくことも面白いかもしれません。
         
     
     

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お盆休みにディズニー映画の「リメンバーミー」を借りて観ました。
この映画で初めて知ったのですが
メキシコには日本のお盆と同じく死者の日というのがあり
1年に1度だけ亡くなったご先祖が
あの世から戻ってくる日となっているらしいのです。
その日、あの世とこの世との間に
マリーゴールドの花びらでできた橋がかけられ
たくさんの故人が渡って身内に逢いに行くことができますが
この世で写真を飾られ偲ばれていないと、
あの世の出国ゲートから出て橋を渡ることができません。
橋を渡れない故人は
やがてみんなから忘れ去られることにより
あの世で第2の死を迎えなければならないという悲しい現実を
うまくドラマ化しています。
また、あの世の闇の中の満艦飾のような光の描き方も素晴らしく
改めて亡くなった故人を大事にしなければならないという
素直な思いが湧き上がってくる映画になっています。
     

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2018.08.14

お盆は大掃除

みなさんお盆はいかが過ごされておられるでしょうか?
わが大石家は、妻が仕事上お盆休みがなく、
お盆を家族全員で過ごすということがこれまで一度もありません。
したがってお盆はボクだけがフリーで
子どもたちが帰ってくるためお正月前の大掃除と同じく
この時期を利用して年2回の大掃除を行っています。
得意の風呂掃除に始まり、2階デッキの水盤、ガラスの窓拭き等
やることがいっぱいあります。
ただ、今年はあまりにも暑く、
先週末ぐらいからまた暑さがぶり返してきました。
汗だくになって掃除しています。
先週土曜日(11日)は2年に1回行われている中学の同窓会に出席。
30名ほどの参加でしたが毎度、顔ぶれがあまり変わらないなか
久しぶりに出席した同級生をみると
年月の経過を感じてしまいます。
きょうの天気予報では福岡は37℃!
ほんとに信じられない気温です。
 

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先日、ご紹介した「福岡はすごい」という本を読み思ったのですが
人口が集中している海岸沿いの日本の都市は、
ほとんどが海岸沿いに工場群があり、
美しい海辺の風景が形成されていません。
幸い、福岡は支店経済都市として成長した経緯があり
中央区の海岸沿いに倉庫群はありますが工場がなく
中央区を挟んだ両サイドの地区(早良区、西区、東区)は
住宅地で海岸線が残り、ここ百道浜は人工海浜になっています。
東京や大阪などの大都市と違い、
地下鉄に面した幹線道路のある住宅地から15分も歩けば、
すぐそこが海というのは最高の魅力であると
ウォーキングをしながらいつも感じています。
    

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